まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

お花の再生!

梅雨も終わり、やはり夏本番を迎える今日この頃です。5~6月に購入されたペチュニアなども

お花もたわわに咲き誇っておられる方も多いはず!

だいぶ伸びて植木鉢からあふれんばかりになってきていますね。

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先へ先へ花が付いていく反面、根元の方は咲き終わって種をいっぱいつけているのも現状です。

最初のうちは頑張ってはながらを摘んでいた方も花より種が多くなりはじめたら

剪定をしてみてはいかがでしょう。先にお花が咲いているので、なかなか切れない!っと思われている方も

多いはずです。

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これは切り戻しといって思い切って剪定した株です。植えのピンクの植木鉢ぐらい株元にまだ葉っぱが付いている方が

回復するのも早いのですが、

下のグリーンの植木鉢のようにあまり頑張って咲かせすぎると根元の株がスカスカになって復活するのに

時間もかかります。また新芽が出にくいこともあります。

いずれにせよ思い切りが次のお花を沢山咲かせるコツです。

 

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そして切った後には必ず肥料をしっかり与えてあげましょう。断然、葉っぱの出かたが違います!

一か月もすればまたかっちりとコンパクトに株が大きくなってまたお花を楽しむことができますよ。この瞬間が

たまらなくうれしいです。ぜひ秋まできれいにお花を楽しんでみてください!

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  1. 2016/07/29(金) 18:12:45|
  2. ワンポイント

お道具拝見

2年生大株が メーカーごとに入荷始まりました。

植え込み前の不要枝剪定に、冬の剪定にもハサミを使う機会が増えきます。

皆さんは 剪定ばさみをお持ちの事と思いますが

これから揃えようとお考えの方や買い替えをお考えの方のために、ハサミの違いと

まつおえんげいのスタッフはどんなハサミを、どんな時に使っているのか

ご紹介致します。

 

まず一般的な「剪定ばさみ」と言えば

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こんな形をご想像されるるのではないでしょうか。

植木屋さんが使っておられる、枝切りばさみ です。

見た目は同じでも 大きく値段に差がある場合がありますが

刃の材質、作り方の違いです。

永く使い続けると、研いだり削られたりして刃の大きさがだんだん小さくなってきます。

良い材料で作ってあるハサミは、刃の部分が小さくなっても切れ味長持ちし

使い込むことでだんだん手になじんできます。(手がなじむ?)

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使い込むと 手の当たる部分は削られて光沢が出てきます。 これ位使い込むと とても使いやすい。

価格が高いものは 基本的に 材質も良く しっかり作ってありますので

研いだり修理したりもできますので、永く使い続ける事が出来ます。

使用頻度と目的で選ばれてはいかがでしょう。

 

剪定バサミ

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堅い枝や太い枝を中心に剪定をするのに適したハサミで

刃先部分を焼き入れしゴムグリップをつけたタイプ と

刃先部分全体を焼き入れし持ち手部分まで一体型になった

本格的なもの もあります。

堅い物・太い枝を切るのには適していますが、細かい作業をするのには

刃先が曲がっていますので ちょっとやりずらいかもしれません。

やわらかいものを切ると 皮が残ってしまうようなことになり易い。

ツルバラの剪定や木立タイプの太めの枝が中心の方はこちらがおススメ。

 

細かい作業には 両刃芽摘みバサミ

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刃先がまっすぐな 両刃タイプの 「芽摘みばさみ」が便利です。

葉の長さが普通のタイプとちょっと長めのタイプがあります。

細かい作業ややわらかいものを切ってもスパッと切れ

草花園芸からバラの細い枝までは簡単に切ることが出来ます。

クレマチス中心にお手入れする方はこのタイプがおススメ。

 

中間タイプ 片刃芽切りバサミ

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片刃の剪定芽きりタイプで先端が比較的まっすぐなので 細かい作業も

やり易く ある程度太めの枝(鉛筆の太さぐらい)までは簡単に切ることが出来ます。

クレマチス・バラ 両方お手入れの方はこちらが便利。

 

では 実際にスタッフがどんなハサミを持っているのか拝見してみましょう。

まず 社長から

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ハサミケースに ハサミ2丁 剪定鋏と芽摘みハサミ それと 小型のこぎり

剪定ハサミは200mmの大型サイズ

ハサミが大きいと 葉が大きく開くので太い枝までつかみやすく 切り易い

太い枝は無理してハサミで切ろうとせず、のこぎりを使います。

細枝を切ったり、ツルバラの枝を止めたヒモを切るときには 芽摘みばさみを使ったり

使い分けられるよう ハサミケースにはこれだけ用意されています。

シーンによって使い分ける。 そのためにハサミケースに用意しています。

 

マネージャー の道具

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ハサミケースは 同じタイプですが 中の道具は違いますね

ハサミは 剪定ばさみ 200mm 一丁だけ。

造園や植え込み作業も多いので メジャーや移植ゴテまで持ち歩いています。

使いたい道具は腰回りにあると便利ですが

ハサミケースにたくさん入れると重くなり疲れますので 使うときだけ入れています。

これだけ入れて動き回れるのは 若い証拠ですね。

 

クレマチス担当の冨永君の場合

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クレマチスやクリスマスローズなどの 柔らかい植物に使う場合が多いので

芽切りバサミが中心です。

普段は 芽切りバサミ一本しか持ち歩きませんが

バラの剪定などの場合には 剪定ばさみ180mm をプラスしています。

なぜ 180mmかと言いますと 200mmは大きく刃が開き つかみやすいのですが

何かの拍子に 手から離れてしまうと 握り直すのに少し手間取ることがありますので

あえて 小さめの180mmを使っています。 これなら片手で握り直せます。

ハサミケースは ベルトに通すタイプが腰にぴったりフィットするので好きですが

2年くらい使うと堅い皮の部分が柔らかくなり 腰にフィットしなくなるのと

芽摘みハサミは先端がとがっているので、ケースに穴が開いてしまいます。

でも、私たちの2年は毎日10時間くらい腰に下げっぱなしです。

普通の方の園芸作業なら まず大丈夫でしょう。

 

見てみると 剪定ばさみ と 芽摘みばさみ のセットが多いようです。

まず ハサミケースにハサミ1本から始められてはいかがでしょうか?

 

皆さんも お持ちの植物に合わせて道具も揃えてみて下さい。

迷ったら スタッフにご相談くださいね

  1. 2015/12/01(火) 16:58:36|
  2. ワンポイント

病気のおはなし

今年は猛暑でもあり、多雨でもあり、どんどん亜熱帯のような気候に近づきつつある日本。

少なからず危機感を覚えてしまいますね。


ここまで雨が多く、高温多湿が続いてしまうとバラもとても影響を受けてしまいます。


雨&高温多湿で一番気を付けなければいけないのがやはり「黒点病」



葉を落としてしまい、株の成長がストップしてしまうイヤ~な病気です。

まつおえんげいでもよく「病気の予防には薬を数種類使い分けてください!」とご説明しますが、
今日はなぜいろいろな薬を使いまわさなければいけないのか、お話したいと思います。


まずこちらの図

これは一種類のお薬を使い続けた時の「菌の増殖」のイメージです。


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菌類はとても生命力が強く、とくにバラの病気の原因となる菌は「常在菌」といって地中や空気中、いたるところに存在します。
常在菌は完全に全滅させることが不可能なので、一度お薬を撒くと減らすことは出来ても絶滅させることできません。
そんな中には必ず「耐性菌」がいますので、図のように耐性菌だけがどんどん増えてしまい最終的に「消毒しても効かない!」となるわけです。


そこで有効なのが「薬剤のローテーション」です!

「黒点病に効く!」と書かれている薬品でも、効き方が様々で、
①菌の活動をストップさせるもの
②葉への侵入を防ぐもの
③胞子をまき散らせないようにするもの

など作用が違います。

こうした「作用の違うお薬」を使い分けることで、「耐性菌が増えてしまうのを抑える」

これがローテーション散布の効果です。

図解にするとこういうイメージです。


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ローテーションの意味とは、「薬品の効かない菌を増やさない為」であり、
バランス良く菌を減らすことが重要なのです!


とっても良く効く薬品を使っても、完全に死滅させることは出来ないので、
いつかは効きが悪くなってしまいます。

薬品の効果をしっかり発揮させるためには、ローテーションが不可欠です。

しっかりとローテーション散布することで、ひとつひとつの薬品の効果がしっかりと発揮され、
1年単位でみると、散布の回数を減らすことが出来ますので、人間への負担も少なくてすみます。

うまく使い分けて消毒の回数を減らしましょう!
  1. 2013/08/08(木) 17:00:00|
  2. ワンポイント

台木にご用心

今のシーズンは早くも秋のフェアーに向けて花をパチパチと切り続けています。

良く育ってくれている株もあれば、ちょっと貧弱でもうちょっと手入れしてあげないと、という株もあり状態は様々。



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「順調に育ってるなぁ~」

という感じのイングリッシュローズの「L・D ブレスウェイド」







騙されてはいけません!






よーく見てみると・・・


解りますか?

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もう少し寄ってみましょう。






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しっかりしているように見えたのは「台木」です!



台木の出た株を気づかずほっておくと、台木に接がれた品種はいつかパッタリと枯れてしまいます。

台木には特徴がありますので、見つけ次第しっかりと取り除きましょう!



特徴その① 【極端にトゲが少ない(もしくはほとんど無い)】
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↑の画像のように、明らかに枝の出ている位置がおかしい場合はよくわかるのですが、
同じような場所から出ていて見分けがつかない場合は、枝のトゲを確認しましょう。
妙にすべすべしたトゲのない枝だったら台木です。


特徴その② 【葉が違う!】
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バラの台木に使われている品種のほとんどは7枚葉が出やすいものが多く、出る葉も細長いのポイントです。
切ってしかるべき台木ですが、ツヤのないシンプルな葉はとても涼しげで綺麗ですね。


ポイントと言ってもこの2点だけですが、早めに発見して株が弱らないよう注意しましょう!




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ブログのネタ探し中に撮影したHP(ハイブリッドパーペチュアル)系統のオールドローズ
「ポール・ネイロン」です。
暑さにも強くこの気温でもとても綺麗に咲いていたので思わず1枚。

  1. 2013/07/12(金) 18:16:31|
  2. ワンポイント

植物のお漬物と梅干しとは?

園芸店には恵みのような梅雨が明けてしまい、水やりラッシュが到来しました。

店頭ではバラ苗の水やりは最高でも1日1回ペースで水やりを続けています。
暑い中ご来店いただいた皆さんから、「水やりたいへんやね~」とお声をかけて頂きながら9月末ごろまで水やりが続きます。

暑いので飲み物をガブガブ。


カバか何かになったような気分で水分補給を行うとスタッフみんな必ず「夏バテ」になってしまいます。
そこで登場するのが、お漬物・梅干し・アイスクリームなど、何とか暑さをしのいで夏を乗り切るわけですが、


もちろん植物も夏バテを起こしやすいシーズンです。

それがコレ

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そう「微量要素不足」です。(クロロシスといわれることもあります)
はの葉脈以外の色が薄くなってしまいます。

植物に必要な栄養素は チッソ・リンサン・カリ の3大要素が重要ですが、
本来自然界の土壌では補われている カルシウム・鉄・銅・亜鉛・モリブデン・ホウ素・マンガンなど

なじみ深い言葉で表すと「ミネラル」です。
これが土の中から足りない状況になってしまうと「微量要素欠乏」の症状が出てしまいます。




特に気を付けないといけないのは、鉢植え栽培!

鉢植え栽培は水やりと一緒に肥料分やミネラルなどが流れ出てしまいやすいのです。
夏場の水やりの頻度を考えるとどんどん流亡していってしまいます。





必要だからどんどん水を与えるものの、肝心の栄養を取る体力がどんどんなくなる。


人間の夏バテと同じですね。






この株も完全に微量要素不足の状態です。

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葉全体の色が薄く、葉脈が浮き出したような独特の状態です。







そんなときに役立つのが、この液体肥料です。

ハイポネック 微粉

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もうおじいさんの代のころから生産の場で大活躍し続けてきた液体肥料なのですが、
これは夏バテぎみの根に活力を与えてくれるとともに、微量要素を補給してくれます。
人間でいうところのお漬物や梅干し的な役割です。(ちょっと違うかもしれません。。。





与えてから10日後の株がこちら

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新たに伸びてきた葉はすっかり美しい葉色を取り戻してくれました。
夏バテ解消!ですね。





ちなみに、この液体肥料は粉状で、水に薄めて使うタイプですが、
水に溶かすと溶けきらないツブツブが残ります。

が、これがミネラル分です!


水に溶けにくいミネラル分ですが、これを株元に一緒に与えることで真の効果が発揮されますので、
絶対に捨てないでくださいね!


  1. 2013/07/11(木) 17:30:24|
  2. ワンポイント
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