緊急告知です。
本日より日曜日まで京都府立植物園にて、
会期:5月31日(金曜日)から6月2日(日曜日)
が開催されています。まつおえんげいもバラとクレマチスを販売しています。
お近くの方は遊びに来てください。
ただ今、バラがきれいに咲いているため、閉園時間が午後6時30分まで延長されています。
そして、
会期:6月2日(日曜日) 受付:13時 開始:13時30分から15時
「クレマチスについて」 講師:園芸研究家 冨永禎晃氏(まつおえんげい)
定員:先着60名(無料・入園料は必要です)
会場:植物園会館2階研修室です
が日曜日に開催です。
なんと
まつおえんげいのクレマチスの専門家・冨永君が講師としてお話させていただきます。
初心者の方でもクレマチスが作れるようにわかりやすく説明しますので、時間のある方はぜひお越しください。
今年は一週間遅れで満開に。
中庭にあるシンボルツリー
「スモークツリー・ロイヤルパープル」
けむりの木とはよく言ったものです。
生育旺盛で、大きく育ちますが花後に強く剪定をしてそこから出てきたたくさんの枝を間引いてこのように大きさをコントロールして咲かせています。
具体的には、(生育が順調ですくすく育っていることが条件です)
花後に、太い枝を直径3センチくらいのところで切ります。
中央を高めに、周辺を低めに切って形を整えるようにします。
そうすると、切り口から新しい枝が5~10本くらい出てきます。
その枝が50~80センチくらい伸びたところで
直径3~4センチなら2~3本
直径5センチ以上なら3~5本くらい残して後は切り取ります。
そうすることで、太い枝から数本の枝が出るので養分が分散してあまり大きく伸びません。
しかも、適当に間引いているために養分が分散しすぎて花が咲かないということもありません。
花後にこのようにすることで庭でも、適当な大きさで長く楽しめます。
ちょっと珍しいばらを。
ハイブリッド・パーペチュアルの系統。
マルガリーテ・デローマン
1882年
直立に伸びて枝先に優しい弁質で。
ダマスクの香りが強く香ります。
剪定でコンパクトにも、伸ばして中くらいのツルバラにも。
遅咲きのバラ。
河本バラ園の
「コラーユ・ジュレ」
伸ばせば、アーチ位に咲かせることも。
フルーティな香りと、抜群の花保ち、房に咲く豪華さ、丈夫な性質。
育てやすい半横張りシュラブ樹形です。
こちらはギヨの
「ダン・ポンセ」
弁端がツンととがって固めの花は雨にも強くて長持ちします。
病気に強くて育てやすい。
直立気味に育つので、剪定で大きさを調整してください。
今日は、とりたてて面白いことはなかったのですが、
僕は、昔から面白い夢をよく見ます。
夢の話をするのが好きです。
そして、夢で新しいいアイデアが出てきて本当に店で実行したこともいくつかあります。
ログハウスのトイレがそうです。
とても大きな豪華なログハウスが夢に出てきて、中をのぞくとトイレだったんです。
何にも他にはなくて便器だけでした。
その印象が強くて、トイレを作るときは絶対ログハウスでと決めていました。
ログハウスを自分で作って住むことが夢だったので、その手始めにトイレを自作しました。
思い入れの深いトイレです。
あまり、綺麗な話ではありませんが。
だから、僕の枕元には
手帳と鉛筆が目覚ましと一緒に鎮座しています。
クイズ番組じゃあありませんが、
何て読むかご存知ですか?
「しあ」「あずまや」と読みます。
「東屋」「ガゼボ」なら馴染みがあるでしょう。
庭などで休憩をしたり、景色を眺めたりする壁や仕切りのない5~6人が座れるような建物の事です。
これを作ったのは何年前でしょうか?
7~8年前にバラの似合う建物を考ええていたときに、小さなフランスの写真にガゼボが映っていました。
それを見たときにどうしても作りたくなって、いろいろ考えた挙句。
小さな写真だけで、自分で図面を書き、仕上げました。
屋根を覆っているのが「フランソワ・ジュランビル」
昨年は屋根にピッタリ咲かせるようにしましたが、今年はかなり小さくしたので屋根の上から瀑布のように流れるように咲かせています。
左下のピンクのバラは
「日陰でも咲き、棘は小さくてあまあり気にならず、枝はしなやかで誘引しやすくて、香りのよい、返り咲くピンクのバラはありますか?」
「はい!これです。メアリー・ローズです。」
右下は、
「ピンク・プロスペリティ」
ハイブリッドムスク、とてもよく返り咲くのであまり大きくならず、オベリスクや柱に添わせるくらいに適しています。
ノワゼットローズの
「プリンセス・ドゥ・ナッソウ」
ノワゼット特有の枝の仕上がりの遅いバラで、寒さにもあまり強くなくて、
ここまでになるのに、7年かかりましたがやっと一人前に。
みなさんも、買ったバラが思い通りにならないことがよくあると思います。
そのような相談もよく受けます。
このバラもそんなバラでした。いろいろ試みましたが、結論は、この地に慣れて
自分で元気な枝を出すまでは、「根の張りを助けること」に尽きるように思います。
こちらは北側です。
黄色いバラは
イングリッシュローズの「ジェーン・オースチン」です。
日陰で元気に育っています。というか逆に影の方が調子がいいようです。
でも、このバラ通常卸から外れてしまっているんです。手に入りにくい品種です。
ガゼボの中はこんな感じ。
中で雑誌やカタログをご覧になったり、お話をされたり、子供がままごとしたり、
僕の友達の一人は毎日とても多忙な方なので、先日ここでしばらく物思いにふけっていらっしゃいました。(バラに囲まれてすこしは癒されましたか?)
ここで座ったら、みなさん、
天井を見上げてください。
このガゼボのスタートになったあるものが天井にあります。
それは、「6角形の机」です。
「机?なんのこっちゃ」って感じでしょう?
6角形のガゼボが作りたくて思案していました。
大工さんでもなし、設計もできない、でもどうしても6角形のガゼボでないといや。
腕を組み店中を歩きながら考えていました。(スタッフはこのおやじ完全にサボってる。と思っていたはず)
ふと、目についたのが6角形の折り畳みの机。
「そうだ。この机を真ん中に置いて、そこから線を延長させて柱、屋根、床を作ればいいんや!
と、出来上がったのがこのガゼボ。
プロが見たらきっと笑うでしょうねえ。
左甚五郎のように後世に語り継がれる職人になりますかねえ?
今日も、フランス・ギヨのバラです。
大きな房になって咲く
「プリP.J.ルドゥーテ」です。
中輪で香りよい浅めのカップ咲き。
直立に大きく育つバラです。秋にもよく返り咲きます。
まつおえんげいの女性スタッフの一押しのギヨローズです。
このバラも昨日と同様に、直立に伸びるので大きさのコントロールと、枝を多く作るための剪定を花後にして、
アーチやオベリスク、小さな壁面に仕立てるといいでしょう。
上京です。
千葉県・「京成バラ園芸」へ行きます。
6月2日(日曜日)
AM10:00~AM11:00 園内ガーデンツアー
PM 2:00~PM 3:00 ローズコンシェル(バラを選ぶ際のポイントやおすすめのバラの紹介)
をさせていただきます。お近くの方、遊びに来てください。
この画像は昨年5月19日にガイドツアーをさせていただいたときの園内の様子です。
さすがにこのときは蕾が多くてあまり花が咲いていませんでしたが、
今年はどうでしょうか?
遅咲きが見られるるのではと、楽しみにしています。
いよいよ、遅咲きのバラが、咲き始めました。
フランス・ギヨのバラは比較的遅く咲くバラが多くて、
ギオyローズのコーナーはいまからが見ごろです。
その中でも、この雨の中、ひときわ香りを主張しているバラ。
ダマスクの香りはオールドローズを彷彿とさせてくれます。
直立樹形で棘もそんなに多くなくて、シュートの出もよいバラです。
花後はやや大きく育つので、アーチやオベリスク、壁などに仕立てると豪華なツルバラにできます。
独特な花で、
弁の内側は濃いピンクで外側は薄めのピンク、少しリバーシブル、
花の中心はイエローが差し、
極めつけはこの花弁の質感です。
まるで
紙細工のような感じが。なんと言えません。
はっきりした色の壁面に咲かせてみたいバラです。
河本バラ園の少し見かけないけど、花を見て驚いたバラ。
「パープル・レイン」
カタログでは、大輪咲きとなっていますが、見事にこのような房咲きに咲きました。
これで一房なんです。
雨でも花弁は汚れることなくしっかり長い間咲いています。
咲き始めてからかなりの日数が経っていますので、香りは少ししかしませんが、
咲き始めは本当に良い香りでした。
直立樹形で四季咲き性、棘はほとんどなくて扱いやすい。
植えで育ててやや肥料は多めに育てましょう。
切り花にして楽しめます。
ローズベンチが満開寸前です。
今日は、グリームズの岡本君&ひろよさんの話でお客様とかなり盛り上がりました。
デリカシーのないのは木村君だけじゃあないことが発覚。
それはさておき、
昨日お客様からのバラのお問合せで在庫を聞かれたバラがありました。
僕が直接、お客様に電話してその薔薇の在庫があることをお伝えしました。
でも、そのバラ、少し名前が・・・・・・・
「もしもし、〇〇さんんでしょうか?先日お尋ねの「アストリッド・グレーフィン・フォン・ハルデンベルグ」在庫ありました!」
電話を切ったら、後ろでスタッフ数名が
「うまい! ちゃんと言えたやん!」
あたりまえです、心の中で何度も練習したんです!
どうやら京都は今日梅雨入りしたようです。
朝からどんよりした雲。昨日とはうってかわって空が低い。気温も23度、
バラの花が終わろうとしているこの時期にまさに天の恵み。
ぱらぱらと降る雨に濡れた
「アリッサ・プリンセス・オブ・フェエニキア」
中心に赤目の入るペルシカ系交配の中輪房咲きです。
直立気味の丈夫な樹形で病気にも強くてよく咲きます。
この花は意外と花保ちがよくて花色が変わっていくさまも魅力です。
午前中は、バラ教室でした。
前回と同じ花後の手入れと、病害虫管理でした。
つい熱くなって、時間いっぱいまで話過ぎて途中で声が出なくなる始末。
かっこ悪い。
剪定のデモに、後ろの方が見にくいのでスタンダード仕立ての
アイスバーグ(木立性の四季咲き)で剪定を見ていただきました。
その時にもお話したんですが、
皆さん、バラの、スタンダード仕立てにはご興味をもっていらっしゃいます。
でも、
価格が高い、難しそう、枯れたら心配、剪定などがわからない。
などと敬遠されるようです。
でも、全然難しくありません。
なぜなら
①価格がが高いのは
下の台木を育てて、そこに穂木を3芽くらい継いで合計3年かかって作られるんです。
皆さんが買われるバラ苗は芽は1芽だけですね。それだけでも3倍のコストがかかっています。
生産者さんの苦労を考えたら適性価格かも。
②難しそう
地面や鉢に植えるものが、少し高いところにあるだけです。
管理は何ら、他のバラと変わるところはあありません。
③枯れたら心配
地面から高いところにあるため風通しが確保できて、かえって黒点病などには かかりにくくなります。
④剪定などがわからない
品種ごとの剪定とまったく変わることはありません。
一つだけ注意しなければいけないことは、支柱をして風で折れないようにすることです。
1本植えることで庭に驚くような立体感が生まれます。
左から、
アイスバーグ、バレリーナ、レディエマハミルトン。
あまりにきれいに仕上がったので
自慢したくて。自慢したくて。
笑いながら。あきれながら見てください。
トイレ前のランブラー
「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク・ランブラー」です。
以上です。
でも、みなさん。
このバラはぜひ、花後の姿を見に来てください。
花後にする剪定で、来年の姿が決定します。
毎年ここで咲かせるためには、花後の剪定が欠かせません。
剪定が終わったらブログでもお知らせします。
しかし、
今日の雨は、本当にうれしかったです。
いえいえ、バラにじゃあありません。スタッフ全員がです。水もやらなくてすみ、早く帰れます。
最近本当に困ってています。
夕方になったら、流しで雑巾を洗っています。
3か所2枚づつ置くので合計6枚をきれいにごしごし洗っています。
そうすると毎日、スタッフが飛んできて
「お兄さん!(僕は昔からこうみんなに呼ばれています。若いときはお兄さんだったけど……・今は・・・・・)
雑巾は私が洗います!」と言って仕事を取り上げようとします。
それが困るんです。
なぜって?
雑巾を洗いながら、
その日のブログのネタの整理をしてるんです!
普段はお客様と真剣にい話をしていて、ぼんやりできません。
雑巾を洗っていると無になれる。
「無の境地」
色々な修行が世にありますが、
僕は、こんなことで心が無になります。
我ながら、安くつくなあー。
雑巾洗いの成果を読んでいただいて、ありがとうございます。
今日。京都は久しぶりに5月なんだと感じさせてくれる快適な一日でした。
やはり、まつおえんげいは町の中と違って花が咲くのが遅かったので、大阪や兵庫、三重などからの方はもう終わっていると思ってこられるようです。
「しまった、カメラ持ってきたらよかったわー」と悔しがられる場面も。
まだまだこんな感じです。
確かに早咲きの品種は切り戻していますが、
ローズ・ポンパドゥールなどは2番花のつぼみが膨らんだ株があります。
中庭で作業をしていると、毎週毎週、皆さんの質問が変わってきます。
先週は
「病気が全然出てないのはなぜ?」とか「うどんこ病や黒点病の治療は?」などという
綺麗な花が咲いたのに葉が少し病気で何とかならないかなあという感じの質問が。
でも、昨日くらいから
「そんなに切ったらもったいない、かわいそう」
「どこで切ってるの?」と、
花がら切りをしているので質問が変わってきました。
四季咲きで、次の枝がスムーズに出るバラは、「枝の出初めから、花の先までの中間より少し上で切ってください」
四季咲きで、枝の仕上がりの遅いバラは、「つぼみを切るくらいにしてください。」
と、アドバイスをしています。
ちょっと中庭のバラを。
中庭を出たところにある扇形パーゴラにはウェディングデイがきれいに咲いています。
秋にはローズヒップがいっぱいなります。
でも、全部の枝にならせると、新しい枝の出があまり良くないので、ヒップをならせる枝と、
ヒップをつけないように花の終わった枝を切って新しい枝を出させる枝とに分けています。
イングリッシュローズの中で
大きな壁面や、長いフェンスなどに這わせるのに適したバラを二つ。
はるじょおんの前にある
棘がなくて、ムスクの香りがさわやかで、日陰でも咲き、秋まで咲き、直立気味にシュートがよく出て、
扱いやすくて、いろんなシーンに使えるツルバラです。
良いことばかり並べましたので、ウィークポイントを。
あまりによく咲くので
「掃除が大変」
こちらは、
クレマチスの温室の横に
こちらも、スノーグースと同じような性質ですが、
枝がやや太めでスノーグースより大きく育ちます。
あまり、消毒をしなくてもよくて、大きな場所に使いたい時におすすめです。
今日のタイトルにある
「仕立て方って?」
木立性、半つる性、シュラブ、つる性、ショートクライマー、薔薇には
色々な樹形表現があります。バラを説明するときに一括りにできないバラの多様性。
バラの先生方、
全国のバラの販売業者さん、
バラ園、
その方々が出版されるバラの栽培本。
いろんな方とお話ししていると、本当に苦労して様々な性質のバラを何とか誰でも育てることのできるように説明されているのがよくわかります。
ここで、
ツルバラと木立性のバラの垣根を取っ払ってみました。
バラは、バラ科の樹木。春には必ず花が咲きます。
ミニバラのように小さなものから、ランブラー種のように大きく伸びるものまで品種の数だけ育て方があります。
でも、木立性だから冬にバッサリ切ってそこから枝を出させて、花を咲かせる。
ミニバラはそこから10センチくらいのところで咲く。
ハイブリッドティは、そこから30~60センチくらいのところで咲く。
もしハイブリッドティを、切らずにツルバラのように這わせてみたら?
この花は
フランス・メイアン社の
「マイ・ガーデン」。
ハイブリッドティです。直立に大きく伸びる樹形です。
そのため、剪定を高めにすると、目線より高く咲いてしまいます。
まつおえんげいの裏庭に咲いてきました。
冬の様子です。真ん中の株です。
よく伸びた枝を、切らずに横にしてみました。
太い枝は、まっすぐにしたままだと、太い枝がぐっと伸びてきて、どんどん伸び、高いところで大きな花が咲くでしょう。
でも、花が咲くことが間違いないくらい、しまった枝を横にしてみたら
横向きにした枝からは春に7本くらいの枝が出てきました。養分がある程度分散するため、
あまり伸びずに花芽がつきました。
確かに、花芽のつかない枝もできましたが、4本は花が咲きました。
これが中輪の花ならもっとツルバラのように咲くでしょう。
形にこだわらずに自由に自分流で栽培を楽しんでみては?
「バラと仲よく!!」
僕がいつも皆さんにお話していること。
バラに問いかけて、歩み寄る。
そしていろんなことをしてみてバラにいろんなチャンスを提供する。
間違ったことをしたら、
花が咲かないとか、調子が悪くなるなどの、お叱りが。
どうです?
皆様、たまにはまじめな話もするんですよ。
さて、話は変わり、
昨夜は、とある有名な方の運転手をしている夢を見ました。
黒い大きなリムジンを運転していましたが、車が長くてカーブが難しかって苦労しました。
起きた時には少し汗をかいてましたねえ。
今日も、良い天気すぎる感じが。
天気予報では、「7月中旬の気温」と平気な顔してNH〇の方が。
でも、朝のまつおえんげいは最高です。
こんな、道沿いとか。
こんな、ツルバラコーナーとか。
そして、ローズベンチもようやく咲きだしました。
少し、陰にあるので開花がゆっくりです。
さて、「スペシャルローズセミナー」の3回目。
僕も、オリジナル品種の
「セ・ミニョン」と「レヴェイユ」を紹介しました。
なんか、我がことを紹介するのは照れくさい感じでした。
でも、ここは主催者の本領を発揮いしないと、と、きっちり5分で話をつけました。
今年は、福岡から
「プライプ・プランツ」(通称・プラプラらしい)の小川君が手伝いに来てくれました。
外からカメラを向けたり、こんな風に真剣にメモを取ったり、まじめだねえ。
ところで、君いつもはプラプラしてんの?
今回は、バラを生活の中で楽しむこともテーマに。
耕生君が、シリカゲルを使って、ドライフラワーの作り方をレクチャー。
皆さん真剣にメモをとっていらっしゃいました。
さて、ここまでは前座。
こんかいのメインイベントです。
グリームズガーデンの岡本店長の紙芝居が。
始まり、始まりーーーーーーーー。
実は、今回日本のバラのそれぞれに違う作り方のポイントなどを、
いろんな角度から見てみようということになりました。
「ガブリエル」の育て方を先生方にそれぞれ語っていただき、
よく、花が開かないといわれる「ルシファー」についても話してもらおうということになりました。
そこは「大先生玉置さん」ただでは、終わらせません。
ルシファーをちゃんと開かせようと頑張っている
「ルシファー研究所」の所長
グリームズガーデン・岡本所長に語ってもらおうということになりました。
(もうこうなったら、グリームズのブログみたいに書いてやるわーーー・)
なにやら、紙芝居のような仕込を持って登場です。
・・・・・・・何?
冒頭から、超緊張か??????
内容は語りません!
それ以外が、
あまりにも面白かったもので?(苦笑)
いろんな疑問を、語りや写真で話すはずが・・・・・・・
・
・
・
・
・
話したいことをぜーーーーんぶ。
先ほど、大先生が。
チョーーーーーフライングで!
話し終えたやんか・(爆)
しかも、
先生方の、いたずらなまなざし!
岡本君、君はまんまと、大先生方に、
「はめられたんよー」
壇上に上がってから気付いても
おそいよー。
冒頭から、
めくるページを間違えて。
同じページを
「行ったり来たりのすれ違い♪ ♪ ♪ ♪ ♪」(この曲を知っている方はまつおと同級生)
少し話しては、同じページを。
また少し話しては、同じページを。
笑いません。
絶対、笑いません。
神に誓って笑いません!
と頑張ってみましたが、、、、、、、、、
こみ上げる笑いは、
ノンストップ!!!!!
終わった後、思わず。
マイクを取り、
「岡本君、はらはらしたわー」
と、皆さんの前で一言、言ってしまいました。
でも、みなさん、ご安心を。
彼は本当はきちんと言いたいことをわかりやすく話してくれましたよ。
ちょっと面白おかしく書いただけです。
かっこよかったでー。店長さん。
今日は、バラ教室2回目
「花後の剪定と病害虫管理」を行いました。
多数のお申込みで、かなり、お断りしなければならなく本当にすみませんでした。
なにせ、椅子と会場と、駐車場が限定されるものですから。
皆さん、できるだけお早くお申込みくださいね。
今日も遠方から来てくださった方々ありがとうございました。
やはり、花後に花がらは切るものの、その後の株の仕立て方に及ぶ剪定は皆さん困っていらっしゃるようです。
樹形や性質ごとに切り方を分けて説明しました。
毎年同じ場所で咲かせる方法を具体的に話しました。
病気は具体的な薬剤名を。
肥料は有機、化成、固形、液肥などの違いを。
さて、スペシャルローズセミナーのパート2です。
今日は、こんなこともしましたよって感じで、
先生方のお話以外のメニューを紹介します。
あなたは食事の時、大好きなものを最初に食べる派?それとも、最後までとっておく派?
僕は、大好きなものは最後までとっておいて、最後に食べる派です。
従って、今回のイベントの印象に残った場面は最終日までとっておきます。(ねっ、腕白テンチョーさん?)
毎年恒例の
チェロとコントラバスのミニコンサートを午前中と午後に2回行いました。
二人にはずっとお世話になっています。
僕は座って聞くわけにはいかないのですが、遠くで聞いていても、本当に癒されるソフトな、そして、力強い響きは大好きです。
僕の大好きなバラ。「ジャクリーヌ・デュ・プレ」も夭折した若き女性チェリストの名前なので。
2回目の演奏の終了とともにトークショーが始まります。
そして、今回はこんな企画も。
ゲストの紹介したバラを使って
ヘアーオーナメントや、カチューシャ、首輪などをアレンジした
「ミニファッションショー」も開催しました。
まつおえんげいの誇るトップモデルと、友達1名がお披露目です。
木村君の
「モン・クゥール」です。
モデルは、まつお所属の「H」さん。
まつおえんげいオリジナル品種
「セ・ミニョン!」
モデルは、まつお所属の「N」さん。
F&Gローズの
「りくほたる」
モデルは、まつお所属の「K」さん。
最後は、
河本純子さんの、
「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」
モデルは業界では名の知れた「手タレ」のKさん。
皆さん顔を出せなかったので、一部ですが、首飾りも素敵でした。
それぞれにゲストの皆さんにコメントをいただきました。
みんな、綺麗でしたねー。普段は見ないしとやかな歩き方でした。(ごめん)
後のギャラが高くつきそうやなあ。
そして、最後には、メーカーさんの製品紹介コーナーが。
この時点ですでに、予定時間が1時間以上過ぎていたので、
メーカーさんはこのコーナーを打ち切られるのかとハラハラしていらっしゃいました。
タクトのTくん。
ヴィコントシリーズの紹介でした。
「V、ちょうだい」印象的。
最近は、ギャグも交えて軽妙な語り口で安心して聞いていられます。
お次は、ハイポネックスさん。
新しく発売のバラ専用肥料の紹介です。
元肥、追肥、新製品の活力材入りの液体肥料などの紹介です。
さすが、技術の方だけあって、緊張混ざりのまじめなトークでした。
今年は梅雨入りが例年より早そうです。
雨の前の早めの消毒を心がけてください。
消毒は雨の前後が効果的です。数日雨が続きそうなときは必ず、雨の降る前日に消毒してください。
そして梅雨でも、中の晴れ間で雨が降らない日が続けば消毒の必要はありません。
雨が病気のスイッチになることをお忘れなく。
今日、ふと思ったこと。
スタッフみんな毎日、朝から晩までお客様としゃべりっぱなしです。
それなのに、店が終わってからの「終わりの会」ではお客様から頂いたお菓子などを食べながら、しゃべるは。しゃべるは。
まつおえんげいのスタッフは全員間違いなく。
「口から生まれてます。」
昨日、
毎年恒例の「スペシャル・ローズ・セミナー」を開催しました。
日頃、お買い上げいただいているお客様に感謝の意味を込めて、秋、もしくは春に行っています。
参加費は必要ですが、木曜日の定休日を使って、参加していただいた方だけの贅沢なひと時を過ごしていただきました。
そして、バラ界の先生方にお越しいただいていろんなバラに関するお話をしていただきます。
参加していただいた先生は
皆さんご存知の
産経メディックス「New Roses]編集長・玉置一 裕さん。
京阪園芸、ローズソムリエ・小山内 健さん。
ローズスタイリスト・大野耕生さん。
「バラの家」ローズクリエーター・木村卓功さん。
(毎回出演していただいている、日本橋三越本店屋上「チェルシー・ガーデン」の有島薫さんはイギリスへガイドツアーに行かれてきていただけませんでした。)
友情出演で、
「河本バラ園」河本純子さん。
山口県、グリームズガーデン・岡本店長
福岡県、プライムプランツ・小川君
花ごころ・村田君
当日は、5時から水やり、店の掃除、最終点検。
スタッフもちょっとだけ、オシャレを。
9時に、ゲストをお迎えに上がり、まずは「喫茶ログハウス」の惹きたてのサイフォンコーヒーでのブレイクタイム。
10時から午後4時までのイベントです。
皆さん、ゲストの方々とお話をされたり、写真を撮られたり、バラを選んでもらったりと贅沢な時間を思い思いに過ごされていました。
そして、午後1時から3時30分までのゲストによる
「スペシャルトークショー」の始まりです。
今回のテーマは
「ジャパンクール」とフ「レンチローズ」でした。
「ジャパンクール」とは日本のバラの総称です。
日本は、とても多くのバラの育種家がおられ、多彩な性質のバラが世に送り出されています。
それらのバラを紹介していただきました。
新しい品種を中心に紹介していただき、それらの個々の性質や育て方なども、詳しく話していただいていました。
本日から、何日かにわたって様子を紹介していきたいと思います。
まず、トップバッターは
小山内健さん。
F&Gローズを紹介。
かおりかざり、つきよみ、りくほたるなど、切り花を見ていただきながらのお話です。
見てください。バラの話になるとこの笑顔です。
まさに「立て板に水」この方の蛇口には栓がありません、いったん出たら出っぱなしです。
もう誰も止められません。持ち時間の4倍は話していただきました。
画像は、15分くらい過ぎたときの画像です。
耕生君の待ち遠しい顔。
お次は、バラの家・木村君です。
顔も、腕も、Tシャツも真っ黒です。
現場主義のあかしですねー。かっこええわー。
ちなみに、彼の育種したバラのブランドは
「ロサ・オリエンティス」という名前です。Tシャツのロゴを見てください。
本当に「どうして今まで発表せずにいたのか」と、思うくらいに素晴らしい品種ばかりです。
この嬉しそうな顔。(いつも笑っていてね、笑っていないときちょっと怖いから)
暖かく見守りながら微笑む「耕生君」
まいったとデコをパチンと「小山内さん」
話を全く聞かず、次のバラの準備を粛々とされている、玉置さん。
いぶし銀のメンバーです。
そして、河本ローズを紹介している耕生君と
その薔薇の魅力を話していただいた、河本純子さん。
本当にお若くて、行動的な方です。そしておしゃれです。
優しい語り口調は皆さんうんうんとうなずきながら、しっかり聞いていらっしゃいました。
でも、この調子で書いていくとまるで参加したようになりそうですね。
でも、書きたい。伝えたい。
「文豪」・松尾正晃!ならぬ「文GO」・・・です。
続きは明日。
まつおえんげいオリジナルのバラ。
「レヴェイユ」の開花株の販売をします。
6号鉢です。花はしっかりいています。
蕾の時から、
色々な表情を見せてくれます。
房になって一度に咲くと、こんなかわいいことにも。
レヴェイユ、目覚め。
ピッタリの名前だと思います。(誰もゆうてくれへんから『「行ってくれない」の京都弁』自分で主張すべし)
本日は定休日を利用しての特別なイベントを開催いたしました。
特別なゲストをお招きして ファンの皆様が集い 一年に一度のイベントです。
今はまだ 後片付けの真っ最中ですので、詳しくは明日ご報告いたします。
ご来場の皆様 本当にありがとうございました。
明日は木曜日、定休日です。
温室内がこんなに空っぽになることは1年に一度だけです。
こうして見るとかなり広いです。
そして、こんなふうに様変わり。
明日は、いよいよバラのビッグイベントです。
ただ今準備の真っ最中、
遠くは福岡県、山口県、岐阜県、近くは松尾大社の方からも手伝いに来ていただいています。
約一名、ぎっくり腰を押しての応援です。
本当にありがたいことです。
いつもは花苗がたくさんの苗売り場もバラでいっぱいに。
まつおえんげいオリジナルの
植木鉢と
オリジナルのバラ
「レヴェイユ」と「セ・ミニョン!」も。
会場を飾る切り花も、仕込み中です。
まだまだ準備は続きます。
詳しくは明日からのブログでご紹介します。
明日のイベントはご予約の方のみで、お店は定休日なのでご注意をお願いします。
今朝の様子をご紹介します。
もう、止まりません!開花のスイッチが入りました。
植えてあるバラは、5分咲きです。
ここで、ふと思ったことが。
2分咲き、5分咲き、7分咲き、満開ってどうはかるのか?
①最初に蕾をすべて数えて、咲いた花の数を割って%をはじき出すのか?(双眼鏡とカウンターが必要)
②満開時の画像を撮影しておき、株の中の葉以外の花の部分の面積をはかるのか?(画像処理ソフトとそれを操る人材)
③僕の大好きな、「目分量測定方式」だいたいこんな感じやなあ、的な。
断然、③番でしょう?
というわけで5分咲きです。
看板も隠れそうな勢いです。
ウェルカムゲートを入って左に歩いて、振り返ると。
満開で散り始めのペネロープと5分咲きのバフビューティがきれいです。
中庭の開花状態。早咲きが7分咲きで普通咲きがつぼみ膨らむ。
北側のツルバラのコーナー。
アッシュウェンズデイ満開。
ロココ3分咲き。
フェリシア咲き始め。
ナエマ(ナマエではありません)いまだ咲かず。
パレード2分咲き。
ツルレディヒリンドン満開。
「通称・秘密の花園」ゲートに這わせてあるバラが咲き始めたら扉を解放します。
本当に開け閉めできますよ。
トイレ前の
ポールズ・ヒマアラヤンムスク・ランブラー
5分咲き、最高に美しい情景です。
一番の撮影ポイントは、上空。ヘリコプターをお持ちの方はぜひ撮りに来てください。
まつおえんげいに来たら是非、トイレをご利用ください。
何度も言いますが、
大きくなるバラはいつか邪魔者扱いされる運命をたどることが。
仲よく共存していくためには、上手なハサミ使いにかかっています。
花後にハサミの登場です。
剪定は冬だけではありません。
まつおえんっげい一押しのツルバラ
7分咲きでしょうか?
スパイシーなすごく良い香りがあたりを漂います。
日陰でも咲き、病気にも比較的強く、何とも言えないはかない咲き方。扱いやすい枝。
いかがですか?
今朝、消毒をしました。
6時から7時30分まで、使った量は500リットル。
使った薬剤は、害虫予防にモスピラン液剤、
たっぷり降った雨に対して用心のため病気予防・治療効果の高いサルバトーレME剤を散布しました。
さかのぼると、前回店の消毒をしたのは、4月28日でした。
3週間以上前です。
それでも病気は出ていません。やっぱり3月の初めから定期的にやった予防散布のおかげでしょうか。
毎回、消毒の後はとてもおなかがすきます。
したがって、毎回「マックタイム」が敢行されます。僕はフィレオフィッシュが定番です。
というわけで、
まつおえんげいはバラが「見ごろ、買いごろ、選びごろ。」となっております。
スタッフ全員で、
特別なイベントのためのミーティングをしていて、気がついたら今になってしまいました。
「夕食の後に、ブログを見るのが楽しみ」という方には本当に申し訳ありません。遅刻です。
以後気を付けます。
咲きましたあー。
まつおえんげい初のオリジナル品種。
まずは、 「レヴェイユ」です。
ラベルもできあがり。
株はこんな感じで半横張り樹形の四季咲きです。
あまり多くを書きません。
オールドローズの風合いを残した顔つきです。
開くにしたがって本領発揮です。ライチの甘い香り。
この姿が、農場でとても印象に残っています。
こちらは、
「セ・ミニョン!」
セミダヌルながら、やや多めの花弁で優しいです。
新苗はほとんど完売状態です。
秋の大苗は、多く準備できると、思います。
ここからの画像は、携帯電話で撮影したものです。
とある、住宅街のメインストリートにある、
バラを中心にして宿根草や草花などを組み合わせた「ローズガーデン」です。
設計は、とある有名な庭園デザイナーの設計。
バラの手配と植え込みのお手伝いなどまつおえんげいが担当しました。
2年前に植え込んでから、
地元の方々が集まってボランティアで管理をなさっています。
日頃の草引き(庭つくりの基本中の基本です)
伸びた植物の剪定(植物はすべて性質が違います、よく伸びるものを抑え他のものに日が当たるようにしたり、みんなのバランスをうまくコントロールしてあげることが大切です)
バラの手入れ(日頃の花がら摘みや枝の止めつけなど、みなさんご存知ですよね)
数か月に一度、バラの花後の手入れ方法や剪定のアドバイスに行っています。
見てください。この美しい庭を。
本当にまったくの初心者の方々も多くおられる(もちろんよく御存じの方もおられますが)グループで管理されているんです。
いつもは、ここで面白い話を書くんですが、
この庭を見て思ったことを少し。しかも小さい文字で書きます。
まつおえんげいは、いろんなところで庭のデザイン、植栽などをしています。
プロの、お店のローズガーデンも施工したこともあります。
まつおえんげいでは、最初に皆さんに
「バラの管理や草花の手入れなどをきちんとしていただくことが条件で引き受けます。」
という約束をしてから設計施工をします。
にもかかわらず、悲しいことに後の管理を全くしていただけないところもあります。
初心者の方もおられるボランティアの皆さんのこの庭(いえ作品ですね)を見て、思いました。
冬のツルバラの剪定・誘引講習会の時に剪定の実技を皆さんに見ていただいた
スパニッシュ・ビューティ、ファンタン・ラ・トゥール、そして、中央のラウンドフェンスにはルーズ・オディエ。
本日はこんな感じです。
スパニッシュは7分咲き、ルイーズ・オディエとファンタン・ラトゥールは咲き始めです。
大きく咲いて、ややうつむき加減に咲くバラは高いところで、上もしくは横向きに咲くバラは目線位に配置すると
バランスがとれて曇り空によく映ります。
中庭奥の「秘密の花園」。
「えー!そんなん聞いたことないでー。」とみなさん思うでしょう。
それもそのはず、今決めました。
バラアとクレマチスのコラボレーションが楽しめます。
クレマチスは早咲き大輪が満開です。
バラは、中央右が
ブルボンの系統でツルバラになります、早咲きですね。
このバラの特徴は棘が全く無いことと、香りがよいことです。
初心者でも扱いやすいバラです。
アガサ・クリスティの小説にも登場します。(棘のないバラとして謎解きを)
入口のゲート付きアーチの扉に誘引しているバラはまだ咲いていません。
ガゼボ上のコーネリアとクレプスキュルは咲き始め。
奥の、ローズベンチは白が1~2輪咲いてきました。
とてもレアな希少なバラを紹介します。
千葉のⅠ君(ミスター・フルテミア)から紹介してもらったバラです。とてもいいバラです。
こちら系統はハイブリッド・パーペチュアル、
プリンス・ノエル
よく伸びる枝の先に多く咲くバラです。でもその性質を利用して伸ばしてツルバラにできます。
長尺苗は下から上までしっかり花が咲いています。
ティーローズのツル性です。
ツル・ショットシルク。
7~9センチのやや大きめの花。
ブルボンローズ
チャールズ・ローソン。
大きめの花がおおらかに咲きます。
大きく育てて見上げるように見たいバラです。
いずれも香りがよくて、普通の病害虫管理で問題なく育ちます。
珍しいバラをお探しの方、いかがですか?
咲きました。
ローズ・ポンパドゥールとツル・ジュリアの組み合わせ。
どちらも
同じ時期に咲くので組み合わせがピッタリです。
ローズ・ポンパドゥールの方は斜めの誘引でも下からよく咲きます。
一方、ツル・ジュリアの方は枝をしっかり横に誘引しないと枝の先の方にしか咲きませんので誘引時には注意してください。
左側は「ポールズ・ヒマラヤンムスク・ランブラー」
このバラは大型になるバラですが、昨年よく伸びた新しい枝のみ残し太い枝は先を切って誘引します。
そうして、大きさをコントロールしながら自然な雰囲気も残すように這わせてあります。
枝咲を切ることで、よく見てください。株元に近いところから新しい枝が出ているのがわかるでしょう。
こんな風にすると、この限られた場所でも長く小輪房咲きのバラが楽しめます。
昨夜、終わりの会(ミーティングのこと)の時に、
とても忙しかったなあと、みんなで話していました。
一人は結婚式参加のため休み、もう一人は神戸まで出稼ぎに。
たった五人で数百鉢のバラ、数十鉢のクレマチス、その他花や野菜苗などを売り、てんてこ舞いだったから、
「みんな、こんなに少ない人数でよくやったよなあ」という言葉をスタッフ同志でねぎらいあおうとしていたとき、
ある、お偉い女性リーダーがさらっと、「やれば出来るやん!」
みんなはカクンとずっこけました。
これぞ、関西風味。
いよいよ今日から「ローズフェア 2013」が始まりました。
天気も良くて、絶好のバラ日和です。日中は少し暑かったですが。
早朝からの
水やり、発送の準備などであっという間に開店時間に。
バラの写真?もう撮影する時間なんて全くありませんでした。
朝の、店の様子を撮っただけでした。
喋りまくってあっという間に今です。
ずっと昔にも、
少し触れたと思いますが、時間の速さは絶対一定ではないと思います。
今日の9時間は間違いなく5時間でした。
でも、とても楽しい一日でした。
早咲きのバラを中心に店の入口はこんな感じ。
イタリア・ウノピューのウェルカムゲートの上では
「ペネロープ」が咲き始めました。
セミダブルの中輪房咲きで、咲き始めがイエローアプリコットで次第に白く変わっていくバラです。
半直立に大きく伸びるツルバラとして扱えます。
秋には返り咲きます。病気にも強くておすすめのバラです。
こんな、バラはいかが?
ツルバラとして有名な
「カクテル」です。
一重の外側が赤で中心が黄色いバラ。
シュラブローズなので
とてもよく返り咲き、大きく育ててツルバラにも仕立てられます。
その下にあるのが、珍しい「ピンクカクテル」です。
性質は二つとも同じで、二つ合わせて植えてもよし、
ピンクだけでフェンスや壁面を飾るととても明るいイメージに仕上がります。
そして、こちらは河本純子さんのバラ。
ヘヴンシリーズのバラ。
ガブリエルです。
「ガブリエルは作りにくい」といううわさを良く聞きます。
初めの年はあまり強く切り込まず、花のすぐ下で切るようにして木を作る。
それに加えて僕の育て方のアドバイスは。
根を作ること。
これに尽きるように思います。
根が細根も含めて少しでも多く、そして、太く育てることで枝がよく伸びてしっかりしまった枝ができるように思います。
今日も、いろんなバラを聞かれました。
今日のおすすめのツルバラは。
白のツルバラなら「ソンブロイユ」
黄色のツルバラなら、「ツル・レディヒリンドン」
赤いツルバラなら、「ドンファン」
ピンクのツルバラなら「スパニッシュビューティ」
四季咲きでおしゃれなバラは、「ディスタント・ドラムス」
「松尾さんの一番好きなバラは」とよく聞かれます。
一番はありません、みんな好きですし、その時々の花の表情を見てはっとすることが日によって違います。
そんな中でも、変わらずずっと好きな花が3つあります。
それは、
、、、
、
、
、
、
三人の素敵な女性スタッフです。
とてもよく頑張ってくれています。(まつおえんげいのシンボルフラワー)
ちょっときざかもしれませんが。
でも、この三人のバラは棘がすごくて!!!!!!!!
時々危険な時が、、、、、ないしょですが。(うそ)
さて、お詫びがあります。
日中にお電話をよくいただくのですが、
スタッフ全員がお客様の接客で電話に出ることができない時がよくあります。
お急ぎでないお客様は5時以降におかけいただければ幸いです。
そして、メールなどもご利用いただいたら、夜にはお返事ができます。
長い間、留守をしていました。
毎年国バラに行っていますが終わって帰ってくると、まるで別の店のようにバラがいっぱい咲いていて浦島太郎状態でした。
この時期に咲くバラが毎年良い写真が撮れていませんでした。
でも、今年は様子が違います。
そんなに変わることなく、早咲きが4部咲き、普通咲きが1分咲きくらいでしょうか。
明日からの「バラフェア」には最高の咲き具合です。
今来ていただければ早咲きがよくわかります。
ここは、河本ローズ。
左は河本ローズですが、右側のデルバールのコーナーはあまり咲いていません。
ギヨローズのコーナーは、
ヴァンテロ、モニークダーヴが咲いていて、中央に見えるのは
マルクアントンシャルポンティエです。
びっくりするほどのつぼみです。
スモークツリーは「蕾膨らむ」といったところでしょうか。
奥のイングリッシュローズは1分咲きです。
バラアーチのゴールデンセレブレーションは3分咲きです。
黄色やオレンジ系のイングリッシュローズをお考えの方、
四季咲きの小型なら、シャルローットオースチン、レディエマハミルトンなど。
2メートル位までで楽しみたい方は、パットオースチン
2メートル~2.5メートル位なら、ゴールデンセレブレーション
3メートル以上なら、クラウンプリンセスマルガリータやグラハムトーマス
もっと大きく咲いてほしい方は、モーヴァンヒルズなどがおすすめです。
大好きなジャクリーヌ・デュ・プレ
1分咲きです。今年も株一面に花が楽しめそうです。
左の、ローゼンドルフ・シュパリースホープはまだまだです。
ロサ・キネンシス・アルバ
早咲きの原種です。ステムの短い小型の花が上品に咲きます。
大きく育つツルバラに。
皆さん、もういつ来ていただいても十分選んでいただけます。
まつおえんげいは、夜温がとても下がります。
それで、花も少し大きくて形が整いきれいに咲いています。
気温が低いので花もゆっくり咲いて、長持ちしています。
もうすでに人気品種は完売が多くなっていますので目的のバラがある方はお早めにお買い求めください。
久しぶりに「スマタン」をみて懐かしく思いました。(関西限定の話)
やっぱり京都はええわあ。
長い間、関東にいたので今日は早く寝て、時差ボケを直します。
バラの蕾はどんどん膨らんできております。
この時期になると皆さんもお庭に出られる時間が、増えてくるのではないでしょうか?
そんな時に 早咲きのクレマチスを使って楽しまれてはいかがですか
まつおえんげいのお庭でおなじみの「スモーク・ツリー」
足元には遅咲き大輪系でありながらも早咲きな「アーネスト・マークハム」
その向かいのイングリッシュローズ「クラウン・プリンセス・マルガリータ」の足元には「白馬(ハクバ)」
が寄せてあり、バラの開花までのお庭を彩ってくれています。
「アーネスト・マークハム」
遅咲き大輪系の中でも早咲きの品種。
大変花付がよく、四季咲き性も高い赤花の優良品種です。
赤花ですがシベの色が黄色いので柔らかいイメージですね
早咲き大輪系の旧枝咲き品種。
中輪の淡い紫色の花ですが、花数が多くボリュームも満点です。
株全体が花で覆ってしまうほど。
最近のクレマチス図鑑にはあまり登場しない品種ではありますが
この花付を見ると さすがに見直してしまいますね。
クレマチスが終わるころにはバラの開花が始まります。
まつおえんげい流のクレマチスの楽しみ方は、
大鉢に育てて、バラに寄り添わせる のが主流です。
花が咲き終わったら 別々に管理するので どちらにも負担がかかりません。
お庭を長く花で彩る アイデアです。
個別の植物の特性の紹介ではなく、植物の楽しみ方を中心にご紹介している園芸誌です。
内容は:
「読者のガーデン実例集」
お庭造りのお手本となるガーデンの紹介で、ナチュラルなガーデン・バラと宿根草のガーデンやスモールガーデンなど
お手本となる素敵な庭が紹介されています。
「花めぐりの旅」
ではポールスミザーさん、高木絢子さん、ケイ山田さんと廻るお庭の紹介など
素敵な特集がいっぱい。
昨年はバラでまつおえんげいを紹介していただきましたが、今年はクレマチスで登場です。
品種の紹介ではなく、クレマチスの楽しみ方を中心にご紹介しております。
お庭や植木鉢で楽しむ参考になればと思っております。
使用されている画像はまつおえんげいで撮影されたものです。
残念ながら まつおえんげいでは販売しておりませんので、お近くの書店でお求めください。
この時期になると たくさんの電話がかかってきます。
「バラは咲いていますか?」
開花状況の確認のお電話です。
今日の京都は真夏日で、スタッフはもう半袖で作業をしていました。
この 気候ですと開花も早く進んでいきそうですが、本日の開花状況をお知らせいたします。
ギヨー・ドリューのコーナーです。
蕾はいまにも開かんばかりの状態で、準備万端整った感じですが あと少しで色が見えてきそうです。
5月の11日にご紹介した「スパニッシュ・ビューティー」
ツル・ジュリア/ローズ・ポンパドゥール
この天気が続くようですと、ちょうど18日からの「バラフェアー」からが最高のシーズンになりそうです。
でも、購入品種がお決まりの方には、まさに今がご購入最適期!
蕾がいっぱいの中から よい株を選ぶことができ 蕾から開花する様子をおうちで楽しんでいただけます。
お決まりの方は お早めにどうぞ
16日の木曜日は定休日です。 ご注意くださいね。
いよいよ本日から埼玉県・西武ドームで
「国際バラとガーデニングショー」が開幕です。16日(木)までの6日間、バラに包まれた幸せな空間が繰り広げられます。
先ほど、友人からメールがあり、すごい人で大変らしいです。
そして会場の売店で品切れの品種が、もう出ているようで、まつおえんげいへ会場からの電話注文もあります。
僕は月曜日からゆっくり遊びに行きます。
14日・火曜日の午後4時30分からの「新しいバラの風」のコーナーで
少し、話をさせていただきます。(まつおえんげいオリジナルのバラのこととか)
しかし今日は本当によく雨が降りました。明日は晴れて、少し暑くなるようです。
病気が心配な方や、少しうどんこ病や黒点病が出ているという方は明日にぜひ、消毒をおすすめします。
特にうどんこ病の消毒は、一番良いのは雨の前、できなかったときは雨の後すぐに散布することが大切です。
雨によって感染が広がっていますので、一気に菌の繁殖が進むからです。
そのタイミングで治療薬を散布すると効果的です。
具体的な薬剤としては、浸透性で治療効果の高い
サルバトーレME剤,トリフミン乳剤。サプロール乳剤、トップジンM水和剤などが効果的です。
トップジンM水和剤以外は同系列の薬剤ですのでいずれかを使えば大丈夫です。
そして、トップジンM水和剤以外は展着剤の可用の必要はありません。
日本のバラの育種は、世界でもレベルが高くて多彩なバリエーションが楽しめます。
そんな中でも、ひときわ性能の良いバラを作る(ガーデンローズとしての栽培のしやすさや日本人の心をつかむ雰囲気など)と感じているバラの育種家の中の一人。
木村卓功(バラの家)さんの(いつもは君って呼んでますけど、素晴らしい育種家に敬意を表して)の立ち上げたブランド
「Rosa Orientis」(ロサ・オリエンティス)シリーズが誕生しました。
その中で今春デビューの最新のバラ3品種を紹介します。
弁端に細かい切れ込みの入る濃いピンクで裏側はうっすらしたピンクで気品あふれる花です。
ティとダマスクの香りか強く香り、四季咲き性強くて半直立のブッシュ樹形です。
樹形はこんな感じです。素直な樹形は鉢植えでも庭植えでもオーケーです。
清楚な純白の中輪房咲きで夏にもよく咲きます。
やや直立樹形、こちらも香りよいバラです。
樹形は見ての通り、少し直立気味ですが、シェエラザードと一緒に植えるといいかも。
まずは下の樹形を見てください。
とてもコンパクトなのにたくさんの花が咲いています。
これは芽が出てから花がつくまでの日数がとても短いことを物語っています。
四季咲き性でとてもよく咲くバラです。
木村君曰く、咲きすぎて大きくならないバラ。
だから、初めの1年目は初めの花を確認してからは秋口まではあまり咲かせないで株の充実をはかりましょう。
まとまりのよいコンパクトな樹形で、ベランダでもよく育ち、大きなコンテナなどに植えて周りにハーブや1年生草花を寄せ植えしても楽しい。
すべて新苗を販売しています。
しかしまあ、まつおえんげいは本当に毎日いろんなことがあります。
朝から、どうしても当日に届けたい荷物があったため(普通は2日かかるところなので)明日着くように荷物を
三重県は四日市まで持っていったり。
毎年春と秋に来てくださいますお客様からみんながとても喜ぶものが冷蔵で届いたり(富〇〇〇〇〇ば)。
とにかく食べ物をいただいたときのスタッフのリアクションはびっくりします。いつもありがとうございます。
姪っ子が遊びに来て、このくそ忙しいときに僕から離れずにまとわりついたり。
すごくシャイな子で人見知りがすごくて人前では大きな声はあまり出しません。
小さい声で何か言っているので、耳を澄まして聞くと
「おっチャンのおうちで遊びたい」と小声で。
おっチャン「今日はなあ、お母さんの日やから忙しいからダメやねん。」姪っ子「おっチャンはお母さんと違うやんか」
パートさんの一人が雨女だということが発覚したり。(その人が帰るときにすっと雨がやみました。)
そして、いよいよ明日は「母の日」日本中のお母さんが主役です。
ちなみに、まつおえんげいではこんな感じです。
「母の日」
発送や当日お買い上げなどの総数「〇〇〇〇件」
「父の日」わずか数件です。
世間のご家庭の力関係が如実にわかる数字。
ちなみに僕は子供の小さいときにもらったシェーバーが最後でした。
まだ使ってますが。
はるじょおん横の石垣に植えてある
ツル・ジュリアです。
先日、開花しました。
やはり、25度以上あった日の、翌日に蕾のふくらみがグンと進むのがわかります。
南側で道路わきで石垣が太陽で温められるようで、ここのバラがいつも早く咲きます。
中庭の早咲き品種
とても不思議なことが起こりました。
毎年、
異常気象、高温、少雨、大寒波などが繰り返され地球温暖化が叫ばれていますが、
一昨年、昨年、今年と、
なんと、なんと、
まつおえんげいのツルバラ早咲きの標準木、スパニッシュビューティは
ここ3年間、
な、
な、
な、
なんと
5月11日開花なんです。
例年通り、ちゃんと「帳尻が合う」模範会計のような賢いばら。
ブルボンローズ
数年育てると秋にもよく返り咲くようになります。
こちらも蕾が数えきれないほどついて、今か今かと開花のタイミングを待っているようです。
座ると痛い迷惑なローズベンチ。
ミニのツルバラ
夢乙女、雪あかりの組み合わせ。両サイドと背面のつげには
クレマチス、紀三井寺、美佐世が咲いています。
温室内にはばっちりのタイミングで母の日ギフト用にバラが咲いています。
そして、こんな珍しいバラがきれいに咲いてきました。
原種のチャイナローズ
オールド・ブラッシュ・チャイナの枝変わり品種
元の性質をうまく引き継いでいるのか
下から上までしっかり花がついています。
香りもよくて上品なたたずまいです。
棘少なくて、細くてしなやかな枝はとても誘引しやすい小型のツルバラに。
本日の水やりは天の神様にお願いしました。ありがたいことです。
さあ、今から母の日の発送の準備本番です。
今日の夕食は
「高雄」というセット。
きつねうどんとニギリのセットです。
これを食べたら、みんなきっと張り切ってさぞかしはかどるでしょう。
出来れば本日中に終わりたいです。
今日は定休日なんですが、
母の日の発送準備のため全員出勤です。
音楽をかけながらワイワイガヤガヤやってます。
昨日の、芽摘みや枝摘みの様子を画像でお見せします。
とても元気に病気一つなく育っています。
フランス・ギヨの「マルク・アントン・シャルポンティエ」です。
花付きが抜群によい株です。
これで枝の整理の方法を紹介します。
春先の芽摘みが不十分だったり、し忘れた方は今からでも構いません。
芽は出たものの生育を止めてしまった枝を取り除きます。これをする理由は株もとに日を当てるためと病気の予防です。
下の方の黄色い葉も取り除きます。
すっきりと必要な枝だけに仕上がりました。
下の方の枝や葉を取り除いて、病気を防ぐような株に仕立てました。
このように、上からのぞいたら土の部分が見えるようになりました。
フランス・ギヨのバラ
樹形を見ていただいてもわかるようにコンパクトな樹形に
たくさんの花がついています。
花後は少し伸びますが。よく返り咲きます。
開くと多弁のロゼットがのぞきます。
休日出勤なので、中華料理を出前で注文しました。
チャーハン、ギョウザ。ラーメン、回鍋肉、酢豚、かた焼きそば(あげそば)などで、ランチパーティ。
どうでもいい話でもりあがっていました。
「かた焼きそばはずっと固いままなんですか?」とか。
「ギョウザの王将へ行ったら何を食べるのか?」
「パートさんは旦那さんにお弁当を作るんですか?」とか、
一人は
「作るわけないですよー」
もう一人は
「御飯とレトルトカレー」
どちらのご主人もちょっと切ない。
京都弁で「しまった。」のことを「しもた。」といいます。
元気のよい株や太い枝のある株からは春先に芽がいっぱい出ます。
早春によく芽摘みをするといいますが。
すでに、勢いのある枝の先には蕾をつけています。
たくさん芽が出たものの、競争に負けてしまって成長を途中でやめてしまった枝が株元にあるのが見えると思います。
株を上から見ると鉢の土が見えない位に茂っている株もあります。
そのような成長を止めてしまった芽が株元にたくさんあると、株元に日光が当たらなくなるので、枝の出が悪くなったり
軟弱な芽や葉からは黒点病などの発生源になることがあります。
今、そんな芽をとる作業をしています。芽かきといいますか、枝摘みとでも言いましょうか。
特に四季咲きの株はしてあげる方が花後の枝の発生もよくなります。
1 つぼみのついている枝はもちろんそのまま残します。
2 枝は元気に育っているのに花がついていない枝は枝先のところを少し切って残しておきます。
3 葉が2~3枚でて成長が止まっている枝は目元から切り取る。
4 株を上から見て土が見えるようならオーケーです。
そんな、作業をしているとき。数千株以上しなければならないので、早くてきぱきとやります。
株の中を見て、枝を先の方まで目でたどっていき、不要な枝を切るんです。
ホンマに時々なんですが、つぼみのついている枝を切ってしまうことがあるんです。
もったいなくて、もったいなくて、とてもがっくりします。
そんな、肩の力がガクッと抜ける位の、落胆を、言葉で表すと
「しもた!」です。
声に出てしまいます。
枝摘みをしているとき、そーっと後ろで見ていてください。数十分に一回は「しもたあ!」の発声が聞けます。(別に聞きたくないですね)
そんな、作業をしているときに、クレマチスの温室から会釈をされる方が。
疲れからか、少しぼやけて見えて誰かわかりません
周りを見渡しても僕しかいませんし、確かに僕に会釈をされている。(誰かなあ?)と思いながら、、、、、、、、
あっ、わかりました。
老眼鏡を外したら、よく見えました。(昔は視力2.0を誇っていたのに、悔しい)
いよいよ、たくさんのバラのつぼみが今にも咲かんばかりに。
デフレア・フルール・ジョーヌ、スパニッシュ・ビューティ、ローズ・ポンパドゥールなどが数日で咲きそうです。
そして、これは
ヤンスペックの「ジャンヌ・ダルク」
きれいにしまった株に。
五分咲きくらいの時の様子。
ハークネスの「アリッサ・プリンセス・オブ・フェニキア」
ペルシカ系の交配種です。
四季咲き性でコンパクトで、とてもよく咲きます。
こちらも、ハークネスの「ペルシアン・ミステリー」
同じく、ペルシカ系の交配で花弁の中心があずき色に。
この3品種が自然咲きの一番乗りです。
明日は、木曜日の定休日です。
お間違いのないようにお願いします。
今春デビューした、まつおえんげいオリジナル品種(河本純子さん作出)
「レヴェイユ」
国際バラとガーデニングショーに出張です。
New Rosesの玉置さん監修の「新しいバラの風」のコーナーに展示していただけます。
関東の皆さんにも見ていただけるのを、うれしく思います。
ぜひまつおえんげいの選んだバラをご覧になってください。
急遽、依頼を受けたので、全く開花調整などをしていません。あと、4~5日で咲きそうですが。
明日会場に送ります。内覧会の日には何とか一番花が咲くと思います。
いい花ですよ。
例年なら、とっくに咲き終えているバラです。
「ロサ・プラティアカアンサ」です。原種のバラです。
毎年新しい枝に更新していくバラです。剪定はしません。
数年前にいただいたものです。独特の香りと真横に伸びた棘、細かい7~9枚葉。短い花茎。
暑さに弱いのですが、やっと5年目でこんなにたくさん花が咲きました。
ビバーナム・スノーボール
セイヨウテマリカンボクです。
日陰でよく育つ灌木です。秋にはきれいに紅葉する落葉樹。
この株は売れ残りを6年間鉢植えで育てた株です。
5号鉢の花付き株が840円で店頭販売しています。
この品種はアジサイと同じで花後から7月にかけて来年の花芽ができます。
したがって剪定はは花後すぐに行うようにしないと夏や秋に短く剪定すると翌年花が咲きません。
アメリカノリノキ・アナベル
アジサイ科アジサイ属。
日陰で育ちます、この株は温室で育てた株なので今咲いていますが
本当の花期は6~7月くらいです。
この品種は、普通のアジサイと違って春の芽の出るときに花芽が形成されます。
4200円と6300円の2種類販売しています。
フランス・デルバールさんの御自宅にある見事なアナベル。
毎年7月の初めにお邪魔する時が一番きれいに咲いています。
こんな風に作りたいので今年はどこかに植えようと思っています。
(最後の一鉢になったら売らずに隠します。)
ゴールデンウィーク最終日。
来週は母の日です。近くなって来たので
母の日ギフトの発送、ラッピングがとても多い日でした。
そんななか、5月になってからどんどん増えてくるのが、
観葉植物や洋ランなどの、植え替え、株分け、冬に枯れかけたものの救済、大きくなりすぎた株を小さくなどなどの、
持ち込みが増えてきました。
今日、植え替えするのは
20年以上、育ててこられたゴムの木です。
天井に付くくらいに育った株が2鉢、何とかしてほしいとのこと。
下の方にある枝の上で切り取って、新しい枝を出させます。
でも、手術をして、中の根を見ないとどう処置していいか決められません。
まずは、上の部分を切り取ります。
枝が下のある場合はそのうえで切る。無い場合は、茎をよく見て、赤い芽が小さく顔を出しているところの上で切ります。
(芽は必ずあります。)
これが切ったところ。ゴムの木は、名前の通りゴムを採る樹木なので、乳状の樹液がしばらく出ます。
手につくと、かゆくなる方もおられるので注意して、ください。
しばらく置くと、樹液の出るのが止まります。それから作業をします。
左の写真は、鉢から、抜いたところ。二つの土が違いますね。右側が買った時のままの土、左側が、増えた枝を挿し木したものです。左側がまつおえんげいの土で植えたものです。
こういう場合は、当園では、必ず土を全部落としてから植え替えます。できるだけ根をよく見て、新しく出てくる根のために新鮮な空気を中まで入れたいからです。
右の写真は、土を全部落としたところ。右側の方が細かい根が多いのがわかると思います。
お預かりした植え替え株は必ず、バイオゴールドのバイタル、もしくはV-RNAに3~6時間漬けてから植えこみます。
これで、植え替え終了です。
しばらく、お預かりして、葉に張りが出てくるのを確認してから、お渡しです。
置き場所は、薄日の差す窓際くらいの明るいところで管理します。
病み上がりなので、日陰に置いたりすると芽が出にくくなります。
大げさですが、
まつおえんげいが目指しているのは植物の総合病院です。植物も人と同じです。
問題は早期発見・早期治療が大切です。
ご来店いただいたお客様にはできるだけ丁寧、明瞭にわかりやすく問題解決できるように心がけています。
トラブルや、病気などを可能な限り治せるようにしたいと思っています。
(枯れてからもってきていただいても、駄目ですけど)
今回使った土は、観葉植物にも、使えるまつおえんげいオリジナル
草花や、観葉植物、ハーブ、野菜などに最適な培養土です。
この土も、作り置きをしません。
そして、作った土は、毎回「野菜種の発芽試験」を行ってから販売しています。
安心して、使っていただけます。
「もう、バラ咲いてるかー?」っていうお電話が。
今やっと、白木香バラ3分咲き、ポンポンデパリ2分咲き、ロサ・プラティカンサ5分咲き、ナニワノイバラ1分咲きです。
50品種くらい、
ハウスで咲かせたバラがありますので、母の日のプレゼントに使えるバラがあります。
いよいよ、来週12日(日曜日)は母の日です。
その日の夕方から僕は埼玉に向かいます。
月曜日から最終日まで
「国際バラとガーデニングショー」に行きます。
じっくり会場を見ていろいろ勉強したいと思います。
今日はギャグ無し。
いやあ、ありました!思い出しました。
スタッフは毎日朝から晩まで
お客様と話しっぱなしです。園芸相談や植物選び、ご挨拶、世間話などなど。
夕方お客さまに電話をしているスタッフの第一声が。
「もしもし、こちらまつおえんげいともうしません」
「えっ?」近くにいたスタッフはしばし固まっていました。
僕は、「いや、僕の聞き違いだ!きっと、そうに違いない!」と自分に言い聞かせていました。
「もしもし、こちらまつおえんげいと申します」だよねーーーーー。
やっぱり、はっきり「まつおえんげいと申しません」といったようです。
でも、そのまま会話が進んだんですから、恐ろしいですねー。
きっとしゃべり疲れたんでしょうね。
皆さんのところにスタッフから電話があったら、温かく答えてやってください。
神様、仏様の心でお願いします。
先日に引き続き、回顧録です。
花博が終わってからはいろんなイベントの植栽、装飾などを多く手がけました。
その中の一つを。
大阪の地下街でのイベント「春・秋・クリスマス」に造花などを一切使わず、鉢植えと切り花と植木すべて本物を使って
一週間の長い装飾イベントを毎年数年続けてさせていただきました。
デザイナーの描いたデッサンをもとにその絵の通りの装飾をしなければいけません。
クリスマスには5メートル以上の本物のモミの木を飾ったりり7メートル以上あるオリーブを四国から仕入れて飾ったり
バラでウェディングドレスを作ったこともありました。
植物を使った飾りつけで、できなかったことはありませんでした。
一番たくさん飾ったときはクリスマスイベントでした。下のようなビッグイベントと、クリスマスの飾りつけを7か所一晩で行ったことも。
これは有名な書家の作品とのコラボです。
この時は生け込みを担当しました。
幅が
3メートル、長さ10メートルの装飾が3か所です。
苔玉、竹をベースコデマリ、ユキヤナギ、レンギョウを使ったにかがり火風の生け込みや、炭木をベースのレンギョウとサクラ。
こちらも違う時の一コマです。
ここは公共の通路なので、日中はできません。
午後9時から朝の6時までが作業時間です。
7時に京都をトラックで出発し荷下ろしをして、
夜中かかって仕上げます。これまた朝の6時ごろから一睡もしないで帰ってきます。
そして、そのまま店の営業に。
それはそれはハードな仕事でした。が達成感はありました。
「まつおえんげいに不可能はなし」ってくらいの勢いでした。
再び、イングリッシュローズ
咲いた花を切って店に飾っておいたんですが
ここ数日の寒波で切った時よりどんどん色が渋くなってきて今こんなに見事な
ディープクリムゾンに。
四季咲きの小型のブッシュタイプで夏も晩秋もよく咲くし、香りもよし、病気にも強し。
いろんな意味で進んだイングリッシュローズです。
昨年、1年間試験栽培をして実感として。
今日もすごい一日でした。
どうすごいって?
見に来ていただければわかります。
仕事が終わって後片付けをする時の、みんなの口数が減ってきているような気が。
GWあと一日、頑張ってください。
追伸、
千葉のIちゃん画像ありがとうございました。
「ミクルのくに」
実は、
ちょっと下の写真を見てください。
パビリオンコンパニオンを見るんではなくて、その右横の造園担当のところです。
(株)まつおえんげいと書いてあるのがわかるでしょうか。
そうなんです、このパビリオンの樹木や草花の造園、植栽・会期中の管理などをまつおえんげいが担当したんです。
とても良い経験をさせていただいて思い出深い仕事でした。
約4000株の樹木、1200平米の芝生、会期中使用草花苗50000株(餃子の〇〇のコマーシャルみたいですが)
1年前から植栽を初めて、毎日毎日植えても植えても終わりのない作業だったことを覚えています。
そもそものことにはじまりは、パビリオンのデザイナーがまつおえんげいに植物の植生などを聞きに来られたことから。
おやじがとても親切に何日も応対していたのを覚えています。
そんなことからデザイナーの方が「植栽は是非まつおえんげいに。」と推薦していただいてこのプロジェクトに参加することになりました。
でも、こんな小さな園芸店ができるのかととても心配していると、おやじは「そんなもん簡単!簡単!」といつもの調子。
手始めの仕事は法人登録。零細商店が株式会社になることが参加の条件でした。これが一番大変でした。何度法務局に通ったことか。
デザイナーの方と三重、埼玉、兵庫、大阪、四国などの産地を巡り樹木、主に針葉樹「コニファー」を中心に買付して回りました。
ミニチュアの街並みや建物に合わせたサイズの樹木を探すのですから本当に苦労しました。
数年前から打ち合わせを何度も繰り返し
スポンサーの方々と製作スタッフでヨーロッパ各国の街並みを視察に行かせていただきました。
ドイツ、イタリア、フランス、スイス、オランダなど。
スイスでは「ミニアチュール(スイス観光局のHPを参照ください。)」というミニチュアで街並みを再現した遊園地などを視察しました。
移動はすべて貸切の大型バスでした。(一度スイスの峠でオーバーヒートして乗り換え。ちょっとビビりました。)
ドイツでおいしいビールとソーセージ、ライン川の古城めぐり。
スイスの高級リゾートホテルで初めてのフォンデュ。
オランダで、花市めぐり。
フランスでムーランルージュへ。
イタリア、ミラノで駅を降りてすぐにスリの被害に。取り戻しましたが。
各国の蚤の市を巡り、パビリオンで使う装飾品の買い付けなどなど。
観光?グルメツアー?物見遊山?・・・・・・(視察も。)
とんでもない!視察旅行でしたよ。間違いなく。
本当にによい時代でした。
お土産はさんざん考えた挙句に
オランダで子供たち二人がきっと喜ぶであろう「木靴」を買いました。中と小サイズ2セット買いました。スーツケースに入らず苦労しながら
持って帰っていそいそと渡すと家族が
「こんなん、どうするの?使い道ないやんか!」・・・・・・・・バッサリ!。
その勢いで、子供たちは一度も履くことなく お蔵入りに。
お土産もセンスが大切ですね。
始まってからは
毎日、メンテナンスに通いました。(よく自転車で通っていました。)
植木の剪定、芝生の刈り込み、草花の手入れなど。
草花は1か月にいちどの総入れ替えがありまして、スタッフ、家族、友達総出で会場が閉園してからの深夜作業でした。
もちろん子供もつれて一族総出、植え替え中は子供のお守りはコンパニオンの方が。(うらやましい限りです)
(一度に植え替える苗の量は約5000株~8000株以上ですから。)
そこで「みんな早く作業をすれば、帰りにファミレスで御飯だよ」と言うと、さすがまつおえんげいです。
10人くらいで軽く20人分くらいの仕事をするんです。ぴったりファミレスの終わる時間までに合わせて植え替えが終了です。
いまから考えれば、人件費以上の食費だったかもしれませんね。
まさに寝ないでも働けた世代。今は寝るのも仕事です。
そして、こんなこともありました。
深夜の作業で疲れて、眠くなります。淀川の堤防を走って帰ってくるんですが、堤防なのでガードレールも何もありません。
あるスタッフがややこくりこくりと、船をこぎ始めました。
横に乗っていたスタッフが
「〇〇さん、ちょっと左に寄りすぎですよ!危ないです。」
するとそのスタッフは半分目をつむって
「大丈夫zzzzzzzz、草が生えてるからーーzzzzzzzz」
「草じゃあ、駄目でしょう!」と叫ぶ助手席のスタッフ。
まあこれ以外にも、いろいろありました。
でも、まつおえんげいが一回り大きく育つことのできた、大きなイベントでした。
その後、ショッピングモールや地下街の大きな装飾やイベント企画などいろいろするようになりました。
おやじの、ちょっとした親切で大きくなれました。
僕は、息子に何か残せるのか?
ギャグや、駄洒落ならいくらでも引き出しがあるのだが。
あさから雲一つない快晴でした。
ウェルカムゲートのフィリスバイドとフランソワジュランビルも仕上がり近く、あとは開花を待つだけです。
イタリア・ウノピューのナチュラルウッドパーゴラから望むクレマチス開花株コーナーです。
しかし今日も3時ごろから雨が降り始め北風も強くなって今の気温は風の影響もあり11℃。
バラは、開花までのつぼみの膨らみが一番わくわくして待ち遠しい期間です。
ここ数日の寒さで楽しみはどんどん伸びて長くなって。いつまでこのわくわくは続くんでしょうねえ。
イングリッシュロ-ズ
このバラの魅力はなんといっても
花の繊細な弁質でしょう。
ラフランスのような薄い花弁はふんわりした優しい花です。
よく伸びて太くない扱いやすい枝はツルバラに仕立てられます。
香りはグレープフルーツ。
細めの花茎に対して花が大きいのでうつむき加減に咲くので、肩より高いところで咲かせるときれいです。