FC2ブログ

まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

病気のおはなし

今年は猛暑でもあり、多雨でもあり、どんどん亜熱帯のような気候に近づきつつある日本。

少なからず危機感を覚えてしまいますね。


ここまで雨が多く、高温多湿が続いてしまうとバラもとても影響を受けてしまいます。


雨&高温多湿で一番気を付けなければいけないのがやはり「黒点病」



葉を落としてしまい、株の成長がストップしてしまうイヤ~な病気です。

まつおえんげいでもよく「病気の予防には薬を数種類使い分けてください!」とご説明しますが、
今日はなぜいろいろな薬を使いまわさなければいけないのか、お話したいと思います。


まずこちらの図

これは一種類のお薬を使い続けた時の「菌の増殖」のイメージです。


名称未設定-1


菌類はとても生命力が強く、とくにバラの病気の原因となる菌は「常在菌」といって地中や空気中、いたるところに存在します。
常在菌は完全に全滅させることが不可能なので、一度お薬を撒くと減らすことは出来ても絶滅させることできません。
そんな中には必ず「耐性菌」がいますので、図のように耐性菌だけがどんどん増えてしまい最終的に「消毒しても効かない!」となるわけです。


そこで有効なのが「薬剤のローテーション」です!

「黒点病に効く!」と書かれている薬品でも、効き方が様々で、
①菌の活動をストップさせるもの
②葉への侵入を防ぐもの
③胞子をまき散らせないようにするもの

など作用が違います。

こうした「作用の違うお薬」を使い分けることで、「耐性菌が増えてしまうのを抑える」

これがローテーション散布の効果です。

図解にするとこういうイメージです。


名称未設定-2


ローテーションの意味とは、「薬品の効かない菌を増やさない為」であり、
バランス良く菌を減らすことが重要なのです!


とっても良く効く薬品を使っても、完全に死滅させることは出来ないので、
いつかは効きが悪くなってしまいます。

薬品の効果をしっかり発揮させるためには、ローテーションが不可欠です。

しっかりとローテーション散布することで、ひとつひとつの薬品の効果がしっかりと発揮され、
1年単位でみると、散布の回数を減らすことが出来ますので、人間への負担も少なくてすみます。

うまく使い分けて消毒の回数を減らしましょう!
スポンサーサイト



  1. 2013/08/08(木) 17:00:00|
  2. ワンポイント