まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

無ければ作る!

冬季集中バラ教室の剪定誘引の最終日です。

四季咲き性ブッシュローズやや四季咲き性に近いシュラブローズなどの剪定です。

一口にブッシュローズと言っても性質の違うバラが多くあります。

育ち方の違いを説明して、切り方の違い等も解説し、

いよいよ実際のバラで切って見ていただきます。

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枝をどんどん更新していくタイプのバラや

いわゆる木になるタイプなどで切り方の違いを実際に見てもらいながら

 

こんなバラが、

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こんなにすっきりと。

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手前から、ラ・パリジェンヌ、ムンステッド・ウッド、ダム・ドゥ・シュノンソー、ナエマ、ソレイユ・バルティカル

剪定教室の最終日総まとめなので、ツルバラも切れること、大きくも小さくも出来ることも説明しました。

 

そのあとは、お好きなバラを実際に皆さんで切っていただきました。

実際に切って見ると、筋書き通りにはいきません。

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「充実した芽の上で」って言いますが、、、、、、、、。

さて、芽がどこにあるかさっぱり?なんてバラもありますし、

切りたいところに芽が無いってことも。


 

ラ・パリジェンヌ

フランス、デルバールのバラ。

四季咲き性で、新しいシュートの発生が良くて枝を更新していくタイプのバラです。

コンパクトな樹形で鉢植えでも育てられます。

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ムンステッド・ウッド

イギリス、デビッドオースチンのバラ。

香りのよいやや大きめのバラが真夏も晩秋もとてもよく咲きます。

このバラも新しいシュートの発生が良くて枝を更新していくタイプのバラです。

半横張り樹形でコンパクトで鉢植え向きです。

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イングリッシュ・ヘリテージ

イギリス、デビッドオースチンの名花。

直立気味に大きく育つバラです。

剪定で小さくもできて、伸ばして大きく仕立てて壁面や小さいフェンスなどに咲かせることも出来ます。

このバラは木になるタイプのバラです。

古い枝でも何年も咲かせることができます。

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剪定はバラを育てる方にとっては一番悩み多い作業です。

筋書き通りにいかないことだらけです。

今日も、「芽がどこにあるのかわからない」というご意見が多かったです。

さて、について少し考えてみましょう。

芽は基本的に、葉のついていたところにありますね。葉の付け根です。

セオリー通りに剪定するならば、「昨年に1番花の咲いた枝のところで切りましょう。」です。

でも、ないときがあったり、わかりにくいことも。

たとえば、剪定で40センチくらいのところの芽の上で切ります。

根から枝に供給される養分や水分はどんどん40センチ先の枝先に、いわゆる頂芽に向かって運ばれます。

そして、頂芽に近いところの芽まで行きついてその芽に養分をどんどん運んで芽を出させて開花まで至ります。

枝に運ばれた養分は芽によって使われたわけです。

 

そして、次に芽がない、もしくは芽がわからない枝があるとします。

バラの芽のあるなしにかかわらず、バラ自身はその枝に養分を送ることに変わりなありません。

どんどん送り込まれた養分は芽の無い場合は行き場をなくしています。

まるで、風船を膨らまし続けるようなものです。風船なら割れてしまいます。

でもバラは割れません。

枝の形成層のある限り、その養分を何とかしたいバラは、小さな芽を見つけて出させます。

芽がない場合は形成層から不定芽を作り、芽を作って出させるんです。

 

芽が作れない場合は、使いきれない養分で、シュートや新しい枝を出させるんです。

芽がない枝でも、切らずに置いておいてバラが何とかしてくれるのを待ちましょう。

 

人の力の及ばないところで、バラは生きるために何とかしようと頑張っているんですね。

素晴らしい!

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  1. 2014/02/02(日) 18:18:48|
  2. バラ