まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

じっくり育てる

いわずもがな、まつおえんげいのバラ取り扱い品種数は約750品種。

店頭では生産は行っていませんので、毎年様々な産地から苗が届きます。

やはり気候の大きく違う地域の苗は京都の高温多湿な環境だと

慣れるまでに結構時間がかかります。

 

一番遠くから届く苗は、なんといっても「輸入苗」です。

現在のラインナップの中ですとデビッドオースチン社のイングリッシュローズが

輸入苗中心のラインナップになっています。

 

この輸入苗、良い点はいくつかあるのですが(これはのちほど・・・)

生育初期は少し成長がゆっくりです。

やはり海外の大きく気候の違った地域で育つと日本の気候に順応してくれるようになるには

少し時間がかかってしまいます。

 

これがまつおえんげいの輸入苗、一見すると悪くないように思うのですが、

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国産苗と比べると一目瞭然、左が輸入苗、右が国産苗です。

どちらも同じ1月に入荷した2年生苗なのですが、たった半年ほどでも差が出てしまいますね。

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初期に出てくる枝が細めのものが多かったり、夏に成長が止まってしまい易かったりすることもありがます。

 

「じゃあ、輸入苗は育たないのか?」

もちろんそんなことはありません。

ただ、普通の苗に比べて「慣れる時間」が必要なだけです。

 

これは店頭の「3年生苗」まつおえんげいで1年育てた株です。

品種はデビッドオースチンの「ザ・ウェッジウッド・ローズ」

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かなりしっかりした枝が出て、真夏だというのにイキイキしています!

 

なぜこんなにしっかりしているのでしょうか?2年生苗とは大違いです。

答えは株元を見れば一目瞭然。

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3本株元からのシュートが出ているのが分りますか?

1年間しっかりと育ったことで、新たな枝を出すことが出来るだけの力が株に蓄えられた結果

「日本の気候にあった枝」が出てくれています。

その他の茶色っぽい枝、これは昨年からある「海外で出た枝」です。

やはり日本の気候に順応しきれなかったと見えて、枝咲きはかなり細く弱っているような印象。

 

こうしたしっかりした枝が出てくれればもうこっちのもの!

あとは古くなった枝を株元から剪定してしまい、日本の気候にあった枝のみを残して育てていきます。

 

輸入苗は慣れるまでに時間がかかるので、少し難しいイメージですが、こうしてしっかりと順応してくれます。

特にデビッドオースチン社のイングリッシュローズはほとんどが輸入苗ですので、じっくりと育ててあげたいところ。

バラの生命力を信じて長い目で育ててあげてください。

 

そして、まつおえんげいでは「3年生充実株づくり」にも力を入れています。

もし2年生苗からデビッドオースチンの品種を育てるのが不安な場合、3年生苗がある品種もありますので、

いつでもお気軽にお問い合わせください、

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  1. 2014/08/01(金) 18:04:34|
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