まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

今まではあったのに

先日、あるお客様から「ふつうのノリウツギが欲しいんですけど」とお問い合わせを頂きました。

 

ノリウツギというと、アジサイの仲間で夏にかけて良く咲く白花のものが中心のこんな植物です。

みなさんも結構いろいろなシーンでご覧になられた事がある方も多いのではないでしょうか?

これまでは一般的な植物でしたので「解りました~取り寄せておきます!」と返答したのですが、

いざ生産者さんをあたってみて驚きました。

普通のノリウツギを作っておられる生産者さんが、昔に比べると激減してしまっていたのです。

 

なんとか手配出来てしっかりとお渡しすることが出来たのですが、園芸業界ではこういう事が良く起こります。

昔ながらの生産者さんが少なくなってしまっていたり、生産地の気候の変化でそもそも生産が難しい状況だったり

後継者問題や春秋が以上に短い気候は作ることの出来る植物を変えざるを得ない事も多いとの事。

意外と入手の難しいものが増えています。

バラ、クレマチスなんかも特にそうですが、植物との出会いは一期一会。

「いつでも入るやろ~」と思っていると苦労してしまうことがしばしば、

ですが、そうした植物を探すお手伝いをするもの園芸店の努めです。

もし見つからない植物などあればお気軽にお問い合わせください。

 

【お問い合わせフォーム】

 

 

そんな経緯を経たこともあって、今回ノリウツギを2品種入手致しました。

 

「グランディフローラ」

P8030145

 

 

「サンデーフレーズ」

P8030146

 

写真ですと違いが分り憎いかもしれませんが、「グランディフローラ」は花と花房が少し小ぶり。

沢山の花を小ぶりな円錐状に開花させます。

 

「サンデーフレーズ」は通常のノリウツギに近いのですが、秋の花色の変化がとても美しいのが特徴。

とても鮮明なピンクになってくれます。

 

ノリウツギの管理上のポイントはなんといっても「水」です。

水切れを起こしてしまうと葉や花が焼けてすまうことがあります。

秋まで長く楽しめる反面、一度枯れてしまった花や葉は元には戻りにくいので、

初期の水やりは十分与えて下さい。

庭植えの場合は、植えつけ初年度の夏の水やりには注意が必要ですが、

基本的にはかなり強い植物ですので、環境になれてくれればほったらかしでも良く咲きます。

 

もう1点。

ノリウツギはアジサイの仲間ですが、決定的に違うのは「剪定」です。

アジサイは春の開花後(8月まで)に剪定するのですが、ノリウツギは夏咲きです。

バラなどと同じく冬季に剪定を行いましょう。

 

 

ノリウツギの’ウツギ’という名前ですが、空木と書きます。

剪定するとわかるのですが、枝の中心部分は空洞のような構造になっています。

このことから空木(ウツギ)という名前が付いたそうです。

ただのシャレなのでしょうが、良いネーミングですよね。

スポンサーサイト
  1. 2014/08/03(日) 15:24:12|
  2. 未分類