まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

バラの棘。

氷、滑ります。

当たり前です。

今日も冷えましたが、8時を過ぎると氷も解けて比較的暖かい一日でした。

DCS_9793

 

今日は花の画像がないので、あまり楽しくないかもしれませんが。

「とげ。」

昨日の剪定教室のお客様から棘についての質問でした。

「棘が危なくて痛いので棘を取ってはいけませんか?」と。

 

棘の本来の役割は、自身が生育するのに出来るだけよい場所に移動するため、

そして枝先を他の植物より日の当たる良い場所に持っていくための、ひっかける役目をするものです。

 

植物の棘や針は樹皮の変形したもの。

他にも、放射冷却の為、食害する動物から自信を守る為、等の役割があります。

 

でも、バラは移動するための手掛かりの役目が本来でしょう。

それを考えると、

棘は新しい枝のものは仕事をするので必要かもしれませんが、

古い枝の棘は役割を終えているのではないでしょうか?

 

棘の色々を見てみましょう。

 

今年秋に出た枝の棘です。赤くてみずみずしく向こうが透けて見えるくらいです。

触ると弾力があって柔らかいです。

DCS_9805

 

今年春に出た枝の棘です。

少し茶色くなってきて、しかも固くなっています。

DCS_9806

 

昨年の枝の棘です。

白っぽく、より固くなっています。

DCS_9807

 

3年以上経った枝の棘です。

もう棘の役割は終えているようです。

DCS_9803

 

そして、この棘。

株元の古くなった茎の皮をはがしたものです。

この部分に、カイガラムシやアブラムシ、ハダニなどが隠れて越冬するので、

古い幹の皮は、手で取れる部分だけはがしておきます。

すると、棘も一緒にめくれてしまいます。

DCS_9800

 

そして、その部分には棘は存在しません。

木質化した枝には手掛かりになる棘など必要ありませんものね。

DCS_9802

 

さて、質問の答えです。

ことしに出た枝の棘は出来るだけ付けておいた方がいいでしょう。

でも一昨年以前の棘は取っても問題ありません。

ハサミで棘の先だけ切ってもいいでしょう。

スポンサーサイト
  1. 2014/12/03(水) 17:46:21|
  2. バラ