まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

ステムの短いクレマチス

クレマチスの作業は 順調に進んでいるでしょうか?

根のチェック、植え替え、古葉取り、アンドン交換、誘引と

何回かご紹介しておりますが 今日はツルからつぼみまでの

長さが短い系統(ステムの短い系統)の誘引についてご紹介します。

何も特別な事ではありませんが ステムが短い品種の誘引は

アンドンやフェンスをの全体に広がるように誘引します。

 

26H_0799_thumb1ピンクフラミンゴ(アトラゲネ系)

高山植物であり夏の暑さが苦手のクレマチス

アトラゲネ系・モンタナ系・タングチカ系 などと

クリスマスローズと同じように、秋から春までが生育期のシルホサ系
常緑のフォステリ系等は、普通の品種のように花芽から長く伸びて蕾をつけるのではなく

ツルの節々から蕾を出して咲かせてくれます。

そのため 普通のクレマチスのように新芽が伸びる分を確保しようと

アンドンの半分くらいに抑えてえしまうと、花がアンドンやフェンスなどの

上部まで花を咲かせることが出来ません。

これらの品種は 花を咲かせたいところまでツルを誘引してやりましょう。


まず剪定誘引前の状態

IMG_4123_thumb右がモンタナエリザベス、左はアトラゲネ系

モンタナ・エリザベスはツルを自由に伸ばしたままの状態で、

誘引が必要です。

アトラゲネ系の方は誘引までしてありますので古葉取りだけで作業は終了です。

とりあえず 作業がしやすいように 古葉を切り取ります。

IMG_4125_thumb26H_0522_thumb1

エリザベス 古葉を取り除いた状態

まず どちらも根のチェックをしましょう。

IMG_4127_thumb2

これらの品種は 高山植物のため 他の品種のように太い根は無く

細い根が放射状のように伸びていく系統です。

ツルがどんどん伸びても、太い根は出てきません。 

根を見ると 根が細くのびてはいるものの まだずいぶん余裕がありますので、

元の鉢に戻しますが

その際に 根の周りとツルの地際部分に「ハイフレッシュ」を吹き付けて

これからの根の成育が良くなるように、根腐れの防止に効果的です。

IMG_4131_thumb1こんなかんじ。

元の鉢に戻したら、アンドンを立ててツルを誘引です。

IMG_4133_thumbIMG_4134_thumb

ここからいよいよ誘引をするのですが ちょっと注意点を

「ツルの誘引は アンドンの外側を同一方向に!」

なんていつも言っていますが 

これは基本ですので、応用編の場合には違う場合もあります。

出来る範囲で 誘引してください。

ツルは伸び始めは柔らかく 太くなるにしたがって固くなってきます。

ねじれや曲り等がそのまま固く成長していきますので 

なかなか思うようにはいきません。

上にあげたいところで上がらず、向きもばらばらになっている場合もあります。

IMG_4136_thumb

このようなときには 無理をせず出来る範囲で誘引します。

反対の方向にしか行かない場合にはあきらめてツルの向きを優先します。

特にツルの分岐点(又の部分)はちょっと変な方向に力が加わると

いとも簡単にちぎれてしまいます。

ねじれたり折れたりするのは少々問題ありませんが

ちぎれてしまったものはどうしようもありません。

特に又の部分に変な力が加わらないように 注意しながら誘引します。

節と節の間はちぎれる心配もありません。

この部分は ちょっと詰りながらまげて 言うことを聞いてもらいます。

めっすぐまげると折れてしまいますが、ねじってから曲げると少し融通が効きます。

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こんな 感じに出来上がりです。

ステムの短い品種は巻き上げた姿が花の咲く姿となりますので

アンドンの一番上まで使ってツルを巻き上げます。

花を咲かせたいところに節を持ってくるように誘引すれば

思い通りの場所に花を咲かせることが出来ます。

アトラゲネ・モンタナ・シルホサ系、タングチカ系、常緑のフォステリ系など

ステムの短い品種は 巻き上げる時に

アンドンやフェンス全体を使ってのびのび誘引してあげましょう。


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こちらは 旧枝咲き品種の「ドーン」

花芽から伸びだしたツルを巻き上げるスペースを残し

アンドンの半分位を使って巻き上げています。


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  1. 2015/01/15(木) 15:55:29|
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