まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

おススメのギヨローズ。

フランス・ギヨの名花

1829年創業のリヨンにあるバラ育種生産の名門会社です。

元々はベルサイユ宮殿などの庭園管理などを手掛けてこられて

その後本格的にバラの育種に取り組み、

世界のバラの歴史を替えたいといっても過言ではない

オールドローズとモダンローズの変わり目となる

四季咲き性大輪花「ハイブリッドティ」の祖を築くことになった

「ラ・フランス」

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1867年に世に送り出したことで有名です。

1863年フランスのヴェルディエの作ったハイブリッドパーペチュアル「マダムヴィクトールベルディア」と

1846年ギヨの作ったティローズ「マダムブラヴィ」を交配した作品です。

 

絹のような柔らかい透明感ある花弁は繊細で今もなお人気の高いバラです。

その他にも世界で初めてポリアンサローズの白花「パケレッタ」を1875年に、

その他ピンクの「ピンク・ミニオネット」なども発表しています。

 

そんなギヨが1996年に「ロサ・ジェネローサ」シリーズを発表しました。

オールドローズの花姿、芳香な香り、それに耐病性や、丈夫で樹勢が強くて作りやすいことを兼ね備えた品種を次々と発表してきました。

その先駆けとなる品種がこの、

「ソニア・リキエル」です。

フランスの有名なデザイナーに捧げられたバラです。

今ではこのような花形はよく見かけますが、当時は衝撃的なデビューではなかったかと感じます。

花弁の中心にイエローアプリコットを見せながら、

コーラルピンクを含んだ軽いピンクは、色々な庭の植物を受け入れる花色です。

ソニアリキエル3

 

以前(2008年)咲かせていた、3年目の株の春の開花の様子です。

しなやかな枝先に房になって花が咲くのでやや枝はしなり、うつむき加減に花が咲きます。

その性質をいかせて、2年位は枝を伸ばして、肩より上で咲かせるように仕立てましょう。

小さな壁面やオベリスクなどに最適です。

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春の開花時は比較的細い枝からも花が咲くので、豪華な印象になります。

ソニアリキエル5

 

蕾の時からゆっくりと開いて、咲き進んでからも崩れることのない花は、

株の中に混在する花の進み具合すべてが美しく感じます。

ソニアリキエル3

 

開ききるまでは外側の花弁に包み込まれるように咲き出すので花持ちもこの花型にしてはよく持ちます。

香りかとても強くて、ティとラズベリーなどの濃厚なフルーツ香で近づいただけで十分香ります。

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2年生苗の始めの枝葉このようにしなやかで、横に広がるように伸びその枝先には良く花をつけます。

春の2番花を見た後は、枝がよく伸びて秋の花はやや少なめです。

夏以降は花が付いても咲かせないようにして、

肥料を定期的に与えて枝の充実に努めると

翌年にはしっかりとした樹形つくりが出来ます。

丈夫で作りやすいバラです。

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オールドローズや比較的年代の古いバラなどによくある

枝のしなやかな繊細さゆえにうつむき加減に咲く花、花の柔らかさゆえに雨に弱くて長持ちしない花、

病気にかかりやすくて作りにくい。

総合的にみるとと敬遠しがちなバラがありますが、

気に入ったバラは、とにかく作ってみましょう。

 

置き場所や肥料管理、用土の調整などで克服できることが可能です。

そんなバラにはどこか他にはない素晴らしさがあると思います。

1つでも気に入ったところがあるのなら長く付き合ってあげましょう。

病気で葉が全部落ちても、すぐに回復することが可能なのがバラです。

 

夜間は冷え込みが強くなってきました。

早い品種はもう下の方から葉が黄色く変色してきています。

休眠状態に入ってくる頃ですので病気かな?と心配せずにそのままに。

山では紅葉の盛りですから当然ですね。

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  1. 2015/11/15(日) 17:00:02|
  2. バラ