まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

土の中にこそ。

バラの苗には専門店や業者さんそれぞれに長い経験を積んで独自の栽培育成方法をされています。

地域によっても違うでしょうし、

ハウス栽培、露地栽培、寒冷地栽培、など様々です。

それぞれの苗に特徴があってどれも素晴らしい苗です。

いろいろ勉強になります。

 

まつおえんげいでも色々なことを毎年試しています。

まずこのバラ苗を見てください。

11月下旬に入荷してからずっと外で管理しています。

自然の寒さや霜に当てて、皆さんの庭と同じような環境で管理しています。

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つぎは、

昨年11月中旬に入荷したイングリッシュローズの輸入苗です。

葉が出てきていますね。

実はこの苗は、皆様ご存知のようにイギリスから来た輸入苗です。

輸入苗だから早く芽が出たのではありません。

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輸入苗は、国産苗のように日本で掘り上げてすぐに到着するのではなくて、

現地で掘り上げてから、

色々なところからすべての品種が揃うまではストッカ―と呼ばれる冷蔵庫で保管され、

その後、梱包し空港まで輸送。

今は航空便なので一日で日本に到着します。

そして検疫作業、

その後すぐに仕分けられてまつおえんげいに到着です。

昔に比べてかなり早くなりましたし、検疫作業で数日放置されることもなくなりました。

 

とはいえ、やはりバラ苗にとっては長旅です。

まつおえんげいでは到着したその日に植え込みをします。

まさに時間との勝負です。

 

長旅の苗はやや水分が不足していてのどの渇いている状態です。

活力剤に付けて、枝の乾燥防止剤を施し、

肥料の入っていない土で植えこんでいます。

肥料は株ごとの生育に応じて調節するからです。

加えて今年は冬の生育の助けになる秘密兵器を採用しました。

 

そして、屋根だけのある霜の当たらないところで2週間管理します。

地上部と土の中の生育が同じようになるように調節します。

 

芽だけが伸びて根が追い付いていかない。

根も芽もじっと休眠を続けて春まで待つ。

ようなことのないように、

タイミングを見計らって戸外に出します。

 

後は外でバランスよく生育するように調節しています。

芽が早く伸びると根が追い付かなくて春に枝が枯れることがありますし、

伸びた芽のまま外に出すと霜などで芽が枯れることもあります。

 

イングリッシュローズにあった特別ブレンドの土で植え込んだ苗を

扇風機や霜よけ対策などで温度管理して、

芽の動きと根の動きを注意深く見ながら肥料と活力剤などで調節しながら

北風に当てないようにし、徐々に寒さに慣らすようにすると氷点下でも問題ありません。

まつおえんげいの毎日の最低気温は―3℃まで下がります。

 

今の根の状態です。

鉢から抜いても十分根が張っています。

自身の根が十分出てきています。

もちろん芽や枝のの動きは完全にストップしていますので、葉も厚みを増しています。

養分を十分蓄えて気温の上がるのを待っている状態です。

しかし、根は今でも順調に生育しています。

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このようになると、これからどのような気候の変化があっても、状況に対応できるようになります。

もちろん寒冷地の方々は春まで購入を待たれた方がよいと思いますが、

関東以西の方々には十分おススメできる株に出来上がってきました。

 

専用培養土を使いこの作り方で昨年から販売しています。

春の開花、夏越しともに問題ありません。

イングリッシュローズ

是非苗を実際に見ていただければと思います。

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  1. 2016/01/12(火) 17:59:39|
  2. バラ