まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

天気予報通り

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暖かかった冬が いっぺんに厳寒になってしまいました。

京都でも未明から雪が降り、午前中は真っ白。

風も強く寒い一日になりました。

午後からは 冬季集中講座 「ツルバラの剪定・誘引講座」があったので

雪が心配でしたが、道は大丈夫そうで皆さんきちんとご来店されました。

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外での実習も、雪がちらつく寒い中ご参加いただきました

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ご苦労様でした。


クレマチス フロリダ系の剪定

この時期クレマチスの冬剪定の作業をされています。

葉が完全に枯れてしまっているものは問題無く作業を進めておられますが

葉が完全に枯れない品種「テッセン」「シロマンエ」などのフロリダ系について

どうすればいいかとのご質問が多くなります。

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このように一部の葉は枯れているものの、元気できれいな葉も

しっかり茂っています。 中には蕾があったり、花が咲いてるものもあります。

これは このままにしておいていいのか 剪定した方が良いのか?

こんな株も冬剪定をしましょう。

まずツルをほどいてツルの状態を確認します。

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伸ばしてみると、長いツルもありますが節をよく観察すれば

新芽があるのが分かります。 今年は少し伸び始めています。

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フロリダ系の品種はとても頑張り屋さん。

長く伸びたツルをそのまま残して巻きつけておけばほとんどの節に

蕾をつけてくれます。 

でも、あんまり無理をさせてたくさんの花を咲かせようとすると

蕾が膨らんだ春にツル全体が一晩のうちに枯れてしまう「ツル枯れ」と言う

症状が出てしまうことがあります。

フロリダ系の品種はツルがあまり太くならずにしなやかさも魅力のうちですが

そのせいで送る養分の量も限られているようです。

あんまりたくさんのつぼみをつけると 花を咲かせることが出来ずに

「ツル枯れ」してしまう事があります。

それを防ぐ意味でも、長く伸びているツルなども半分くらいにカットし

花の咲く量を調整してあげましょう。

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長く伸びているツルは半分にカットし長さを調整します。

その次には葉をカットします。

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節を見てみると 枯れた葉と緑色した元気な葉が付いています。

実際緑色の葉を残したまま新芽が伸びるのを待ってもいいのですが

そのままにしておくと、新しい葉は緑鮮やかで綺麗ですが、

冬からついている葉は少し色が悪く、目についてしまうことになりますので

害虫の越冬を防ぐ意味でも古い葉を切り取ってあげます。

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緑の葉を切り取るときに、新芽を傷つける事の無いように注意しながら

ハサミでカットしてあげます。

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あとはアンドンの外側にツルを誘引します。

誘引の時の注意点は

アンドン仕立ての場合は、ツルを少しづつ巻き上げる必要があります。

少し下げるくらいは問題ありませんが、大きく下がってしまうと

「このツルに養分を送っても開花の見込みはない」と感じ養分を送らなくなり

成長しなくなってしまいます。

そうならないように少しづつ巻き上げる必要がありますので、

アンドンの一番上まで使って誘引せずに、低いところで止めておきましょう。

アンドンの横棒が3本あるタイプであれば、2段までで収まるように

すると、巻き上げる場所も確保できるのでおススメです。

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あとは、伸びだしたツルをゆっくり巻き上げ誘引し花を咲かせましょう。


クレマチスの魅力の一つに、「自由度が高い」ことがあります。

ツルは木と違いしなやかで融通がききます。

その性質を利用して、高い場所に伸ばしていたツルをほどいて

全体を下げ、低い位置からスタートさせたり

うんと背伸びさせて、高い場所で咲かせることも可能です。

花の高さも誘引次第で調整できますので、

低い位置で咲かせたい場合はツル全体を下げるとうまくいきます。

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  1. 2016/01/20(水) 18:20:31|
  2. クレマチス