まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

不規則に訪れる寒波の影響が大きい日々が続いています。

 

お店も徐々に春らしいお花が増え始めてきていますが、氷点下近くまで冷え込む日もあるのでちょっと注意が必要。

IMG_1986

ローダンセマムやラナンキュラスはこれから春までの主役で、お店にはたくさんの種類が並びますが、

完全な耐寒性は無いので、冷え込みの強い日には少し寒さよけをしてあげる方がきれいに保つことが出来ます。

 

お店にたくさん並ぶ苗の中でも、品質って色々です。

様々な地域でいろいろな人が作ったものが、シーズンごとにお店に並ぶので、品質がいろいろなのは当然なのですが、

こんな寒い時期に苗を育ててお店に届けようと思うと、当然暖房設備のある環境で育てなければいけません。

なので、この時期にお店に並ぶ花は、実際にお花の並ぶお店や、育てられる場所よりも温かくしてある温室などで栽培されたものが多いんです。

暖かい環境で育った花たちは、当然寒さには弱いので、霜などにあたると弱ってしまうことが多いんです。

 

ですが、こんな時こそ花づくりをされる方のこだわりが強く感じられるんです。

あまり耳慣れない言葉かもしれませんが「低温馴化」というものがあって、

ようは寒さに慣らした育て方の事なんですが、このひと手間があるかないかで、

この時期のガーデニングが失敗しやすいかしにくいかが大きく変わります。

 

 

IMG_1985低温馴化されたマーガレット、先日の寒波でも軒下なら傷まず過ごしてくれます。

 

 

実際にお花がお店に届くまでに、早く作ろうと思えば低温馴化はせず、ガンガン暖房をかけて育てる方が楽なんです。

ですが、そうして育った苗は軟弱で、少し気候が変わってしまっただけでも簡単に萎れてしまいます。

低温馴化してある苗はこういったトラブルには強くなって育てやすくなる半面、「寒さに慣らす時間」をあげなければならないのでかなり手間暇がかかってしまいます。

見た目には差はないのですが、「ご家庭の手元に渡るまでキレイ」なのか「ご家庭の手元に渡ってからキレイ」なのか、この二つは似ているようで大きく違います。

 

花の生産現場から品質の違いは始まります。

ガーデニングの絶好のシーズンで無い時期こそ、その違いが大きく表れるんです。

特に気候の変動が激しい近年は、「ご家庭の手元に渡ってからキレイ」が大切なんじゃないかなと感じます。

スポンサーサイト
  1. 2016/01/28(木) 15:31:14|
  2. 未分類