まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

初回はたっぷりの理由

植物にとって不可欠で、必ず必要な作業の「水やり」

 

今日は「最初の水やり」についてちょっとお話しを、

冬の植え替えの時、片方だけ根が良く張っていて、もう片側は土がボロボロ崩れる

こんな株に出会ったことはありませんか?

もしかするとそれは、最初の水やりが原因かもしれません

 

 

 

植え替え後や植えつけ後の水やりは、「たっぷりあげる」と良く言います

店頭でも実演して見せると「え、そんなにあげるの?!」と驚かれることが多くあります

 

まつおえんげいがどれくらい最初の水やりをたっぷりするかというと、

大体これくらいです

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バラ植え替えによく使用する直径30cm前後の鉢に対して、水は10リットルくらい使います

2リットルペットの水5本分と考えるとかなりの量ですよね

 

実際に「土に水分を与える」ことが目的であれば、多くても5リットルもあれば十分でしょう

ですが、すごく多いとも思える10リットルを何度かにわけてたっぷり与える

 

これがとても大切なんです

 

 

実際どういう目的があるかというと・・・

 

1、水の力で土を隅々まで送りとどける

2、土の細かい微塵を洗い流す

3、水の通り道が決まらないようにする

 

この3つが大きな目的です

特に3番は解りにくいかと思います

 

実際に水やりしながら解説していきましょう

 

まず最初の1回目をたっぷりと~

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この時のコツは「一か所に水をかけ続けない事」

一か所にかけつづけてしまうと水の流れにムラが出来てしまいますので、

ホースやジョウロをぐるぐる回すようにしながら全体に水をかけていきましょう

「1」の人間の手が入らない部分や細かい根と根の間に土をいきわたらせるために

全体に回すようにかけるのはとても大切なんです

 

1回目の水やりの際、株元をみてみると・・・

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汚れた泥水のような状態の水が出てきていますね

これは土の細かい微塵が出てきている証拠!

微塵を最初にしっかり出しておかないと、土の中で微塵が詰まった箇所が出来てしまいます

最初の水やりで微塵をしっかり流すことで土の通気性が高まって、よく根が張ってくれるんです

 

2回目の水やりの時には・・・

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出てくる水もずいぶん透明になってきています

目立った微塵が出なくなればOKのサインです

 

水やりを3~4回繰り返して10リットル全部使い切るくらいになると

3の「水の通り道が出来ない水やり」が完成します

 

1と2が上手くできていないと、微塵が詰まっていたり、土がうまく入っていない部分が出来てしまい

「鉢の中で水のよく通る部分と、通りにくい部分」が出来てしまうのです

 

しかし!たっぷり何度も最初の水やりを行うと

「1」のおかげで土が隅々バランスよくいきわたり

「2」のおかげで鉢の中の土が微塵で埋まってしまうことがなくなったおかげで

「3」の土全体をバランスよく水が通りぬけていきます

 

意外と奥の深い「最初の水やり」

花屋さんや植木屋さんの間でよく言われる「水やり3年」という言葉の一部分かもしれません

 

最初の水やり法はバラや植木類だけでなく、草花や観葉植物などにも共通です

植えつけ後がぜひ試してみてくださいね!

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  1. 2016/09/29(木) 16:53:46|
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