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まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

液体肥料の上手な使い方 Vol2

前回に続いて、液体肥料を上手く使って花をたくさん咲かせる方法をご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは、バイオゴールドシリーズの「Vicont064」です。
IMG_0919.jpg
(画像の左側です。)

この肥料の特徴は肥料の主成分である「チッソ」「リン酸」「カリ」のうち「チッソ」が含まれていないという
とても特殊な肥料です。

「チッソ」が含まれていないというのがどういう効果をもたらすかを簡単に説明しますと
花を咲かせることだけに特化した肥料だということです。
(実は栽培のプロの間では昔から「リンカリ肥料」と呼ばれ、使われて続けています。)

でもこれは、ある意味「諸刃の剣」とも言えます。

植物を花を咲かせることだけに集中させると、枝の成長が止まり、一気に蕾の形成が始まります。
(基本的に植物は花を咲かせ、種を付ける為に育っているので、花が咲くと生長をやめてしまいます。)

しっかりした株や何年も地植えになっている株に使う場合にはもう十分に枝が出来上がっていて、根もしっかり張っているので、全く問題ありませんが、まだ若い株に高濃度で与えたり連続して使用すると
まだ根もしっかり張っていない、枝も若いものしかない状態で使用してしまうと
逆に植物に負担となってしまいます。


こう文章にして説明するととても怖い肥料のように感じますが、実はそうではありません!



前回ご紹介した「ハイポネックス 微粉」と同様に、この肥料は強い味方になってくれます!


「インターネットや雑誌で見る花の色より自宅で咲く花の色はなんだか薄い」

「(日当たりが悪い・枝が細い等の理由で)咲く花が小さくなってしまった。」

などの理由でお困りの方には特にお薦めです。

花を咲かせる為に重要な成分を凝縮していますので、花色は鮮やかに・花は大きく咲いてくれる上に
普段は咲きにくい細い枝にも花が咲きやすくなります!



さらに、上記で説明しました「生長を止めて蕾を形成させる」という特徴を利用して
ベランダ栽培や、ガーデニングスペースが限られている、日当たりが悪くていつも枝が徒長しがち
という方にもお薦めで、枝が伸びきるより先に花芽が形成され、枝の成長がストップするので、
株をコンパクトに仕上げることも出来るのです!



Vicont064を失敗なく使うために!
使用方法をご説明します。

使い方は普通の液体肥料と同じく、薄めて使用します。
Vicont064の場合、バラ・クレマチスを始めとする草花・花木類に使用する場合300~500倍に薄めます。
10リットルのバケツで10リットルの水に溶かす場合、300倍だと33cc 500倍だと20ccですね。

からからに乾燥した株に与えると、急速に吸収されてしまうので、普通に水遣りをしてからあげましょう。
葉や枝には出来るだけかけないように使いましょう。株元に静かに上げてください。

そしてここからがもっとも重要で、新苗や、著しく弱っている株には使わない方が良いです。

なぜかというと若い株は本来、花を咲かせるより先に根を張り、枝を充実させる為に生長していきます。
まだまだ花を咲かせる力の無い株にこの肥料を与えてしまうと、花を咲かせることがかえって負担となってしまい。
花後にはかなり弱ってしまいます。

このVicont064はとっても良く効くので、正しく使用すればたくさんの花を楽しむことが出来ますが
しっかりした株でも、高濃度(300倍以下の濃い濃度)で連続して使用すると
花の数が多くなりすぎて、各々が小さくなってしまいますので、ご注意下さい。


バラだと、最近の人気品種のFGローズ(あおい・ゆうぜん)や、色の鮮やかなイングリッシュローズ
デルバールの大輪品種・もちろんハイブリッドティー(HT)などのバラには特にお薦めですね。


長々と書いてしまいましたが、集中的に効く液体肥料は植物にとって毒にも薬にもなります。
「こうすればよくなるかも!」ではなく、植物の欲しいタイミングで正しく与えることが重要です。

肥料の力で株を補ってやり、たくさんの花を上手に楽しみましょう。


文章だとイマイチわかりにくい内容になってしまっていると思いますので、
詳しい使用法については、店頭でスタッフに尋ねていただくと丁寧にお応えします。

長文になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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  1. 2011/04/20(水) 20:47:20|
  2. ワンポイント