先日まで松尾マネージャーは
関東方面に来期の植物の手配や京成バラ園での新品種の展示会めぐりでした。
私は毎年恒例のハウステンボスでのガイドツアー。
まだまだ綺麗に咲きて十分楽しめるバラ園には今年新しく香りのゾーンが登場していました。
そしてまつおえんげいでは、遅咲きのバラが咲いています。
そして普通咲きの2番花も蕾をどんどん膨らませてきています。
週末はやや暑くなりそうですが、暑さに強い花が確認できる絶好のチャンスと言えるかもしれませんね。
今から十分楽しめるバラを少し紹介しましょう。
ジャスミーナ(ドイツ コルデス)
花弁がハート形のかわいい中輪花は大きな房になって株一面に咲きます。
他のバラよりやや遅めに咲くのも嬉しいですね!
病気にも強くて育てやすいツルバラです。
ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイ(フランス デルバール)
デルバールのとても丈夫なバラです。
程よいサイズのツルバラとして楽しむと豪華です。赤系のツルバラをお探しならこのバラが良いでしょう。
赤にピンクの絞りが入ってシックななかにもおしゃれな印象です。
ストロベリー・ヒル(イギリス デビットオースチン)
中庭でアーチの片側に咲かせています。
葉脈がくっきりとわかる個性的な葉と花期がとても長いので
高めに仕立てて見上げるように咲かせると香りも楽しめていいですよ。
ブリーズ(フランス デルバール)
デルバールの中でも一番遅めに咲くので庭での花期が長くなります。
クリームピンクの中輪カップ咲きで香りはグレープフルーツとローズの混ざる香りです。
直立樹形なので冬の剪定で短くするとコンパクトに、伸ばして中型のツルバラ仕立てにも出来るマルチなバラです。
ギィ・サヴォア(フランスデルバール)
赤紫にピンクの絞り、柑橘系の香りも嬉しいです。
直立樹形でツルバラとして仕立てると遅めに咲くので嬉しいバラです。
もちろん短く剪定してやや高めのブッシュ仕立てにも出来ます。
レッチ・フィールド・エンゼル(イギリス デビットオースチン)
イングリッシュローズの中では遅めに咲きます。
爽やかな香りとボリュームのある房になって咲く豪華なツル仕立ても楽しいです。
こちらも剪定でコンパクト仕立てにも出来ます。
クレア・オースチン(イギリス デビットオースチン)
とても丈夫で扱い易いツルバラになります。
コロンとした中輪カップ咲きで房になってたくさん咲きます。
もちろん香りも素晴らしくやや小さめの葉もほかの植物とも相性の良いバラです。
まだまだバラ選びには困ることなく咲いています。
明日ももっと色々と紹介しますね。