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まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

花後の剪定③仕上げ。

いよいよ、京都も梅雨入りしそうです。

もうすでに花後の剪定を終えていらっしゃる方も多いと思いますが、

剪定って悩ましく、いったいどこで切ったらいいのか?

先日の土・日で「花が終わったらどこで切ったらいいの?」というご質問を50回以上(大げさではなく本当に!)聞かれました。

基本的には同じ答えなんですが、やはりお持ちの品種、木立かツル、何年経っているか?元気かそうでないか、

等で答えは違ってきます。

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ツルバラのまとめをお話ししましょう。

オベリスク一杯に咲いていた「ツルアイスバーグ」です。

来年も同じようにオベリスクの腰くらいから上までに花が咲くように、そして下の方からも新しい枝が出るように

上から3分の1くらいまで切り詰めました。

切る位置は、枝を上からたどっていって、太い花の咲いた後の枝の上で切ります。

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「マダム・イサーク・ペレール」と「ツル・クリムゾン・グローリー」です。

これらはとても元気に大きなシュートが出るので、低めで切っておきます。

もし太いシュートがドッカーンと出てきたら早目に見つけるようにして腰くらいまでで先を切り詰める(ピンチ)ようにしましょう。

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これは「フェリシア」下にある宿根草がやや大きくなるので、高いところで咲かせます。

下のほうに枝が多くあると黒点病にかかり易くなりますし、目線より高いところで

咲かせる方が上品な花と軽い香りが楽しめるからです。

なのであまり短く切りませんでした。

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「アンジェラ」花弁の少ないカップ咲き、株一面に咲く姿は豪華で好きなバラです。

1.8m×1.8mのウッドフェンスに咲かせるので毎年これくらいまで切り詰めています。

よくシュートが出て、古い枝は段々花が少なくなってくるのでいつも新しい枝が出るようにしましょう。

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バラアーチに咲く「ストロベリ・ーヒル(左)」と「ゴールデン・セレブレーション(右)」。

どちらもよく返り咲いてくれるのであまり短くは切りませんが、

ストロベリーヒルのほうが枝がよく伸びるので、少し短めに切っています。

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良く伸びる一季咲き性のツルバラ(ランブラー系)等は、

細い枝がよく伸びていて、高いところに咲かせている場合もあるので、

いちいち枝を見ながら切るのは大変ですね。

そんな時にはこのように構造物の際で切りそろえても構いません。

色んなところから枝がどんどん伸びるので心配することはありません。

これがもし長いフェンスに咲かせたのなら、少し短く切ってもいいでしょう。

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切る時のの注意点は?

これは切り終えた姿です。

上で切りそろえているように見えますが、もし同じところで切りそろえてしまうと、

その切ったところから新しい枝がいっぱい出てしまいます。

枝をよく見て、切る位置を

①高いところで切る枝

②頭の上くらいできる枝

③胸くらいできる枝

④腰くらいできる枝

⑤膝くらいできる枝

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という具合に、切る高さを変える段階剪定をすると色々な高さから枝が出るので、冬に誘引すると、下から上まで花が咲くようになります。

そして切った後からは元気な枝がどんどん伸びます。

邪魔になるようなら真っ直ぐ留めるようにしましょう。

横に伸びるタイプのバラは伸びてから枝先が枝垂れるようになりがちです。

そのまま放っておくと枝の途中から芽がいっぱい出てしまうことがあります。

出来るだけ枝は斜め上~真っ直ぐに止めるようにしましょう。

枝は固定すれば伸びる

新しく出た枝をそのままにしておくと枝が風で揺れるので伸びが悪くなります。

何故って?

枝先が折れると大切な花の咲くところがなくなるので自己防衛の為伸びを止めるんです。

だから伸びたら止める、伸びたら止めるを繰り返すとよく伸びますよ!


もっと詳しく具体的な説明は。

明日は、バラ教室③花後の剪定と管理について

午前10時30分~12時から、予約制です。

6月9日(土曜日)にも同じ内容で行ないます。

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  1. 2018/06/05(火) 17:47:51|
  2. バラ