FC2ブログ

まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

一季咲きとランブラーローズ

近年の大輪シュラブローズの剪定誘引では枝は真横以上の角度で誘引するのが常識。
「頂芽優勢」という一番高い位置にある芽に優先的に養分を送って
出来るだけ高い位置で開花しようとする、バラの生存本能を利用するから真横以上の角度なんです。

ですが、垂れ下がるように誘引しても開花の起こる「一季咲き・ランブラー系統」のバラ
これらにちょっと焦点をあててみようと思います。


今のシーズンはちょうどよく芽が一気に動き始めています。
様々な品種の芽の様子を観察してみました。

DSC_0122_20120326183853.jpg
このバラは「ウェディングデイ」一季咲きのバラですが、今年は変わった誘引に挑戦しています。
柱に巻きつけるように誘引しているのですが、
トゲの向きにご注目。
実はこの枝、真下に向かって垂直に近い角度で枝を引き下げています。
それでも、しっかりとした芽が動き出しています。この角度で咲くかどうかはこうご期待!

次は一季咲き品種としてはあまりにも有名なモッコウバラ。
DSC_0126.jpg
これも垂直に垂れ下がる枝です。
モッコウバラのような野生種に近いような品種は、こんな角度でも咲きます。


次に大輪系シュラブローズの芽の様子です。
DSC_0127_20120326183852.jpg
画像左側から右側に向かって下がるように誘引された枝ですが
枝の頂点に位置する左側の芽は大きいのに対して、右側の芽は少し小さいです。
やはり頂芽優勢の性質が顕著に表れていますね。右側の芽に開花が起こる確率は五分五分と言ったところ。


こうした下垂させても咲いてくれるバラを利用することで、
まつおえんげいでは様々なシーンを演出しています。

降り注ぐように沢山の黄花を咲かせるモッコウバラ。

ガゼボの丈夫から垂れ下がる枝と、柱にほろほろと花を咲かせるウェディングデイ。


アーチやガゼボなどから空間を生かした優しい誘引や樹形作りは、
一季咲き品種を上手く使う事でさらに上品に演出されます。





フランシス・E・レスター

1946年 Lester Rose Gardens


フランシスEresuta-

雪のような一重の中輪花が美しいランブラーローズ。
ほんのりとピンクに色づく優しい花弁は、なんとも優しい雰囲気を与えてくれる。
沢山の房状の蕾たちが順々に咲いて行くので、一重咲きの中では花期も長い。
少し大きめのローズヒップも楽しめるので、実をつけたい場合には花後の剪定は不要。
花期を終えた花弁はあっさりと散ってくれるので、
花がらも汚くなりにくいのも一重咲き品種の魅力だと思います。
とても大きく育つ。
スポンサーサイト



  1. 2012/03/26(月) 19:00:08|
  2. バラ