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まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

やっと、という感じの梅雨入り。

京都は昨日、梅雨入りしました。
昨夜はしっかり降りました。
まつおえんげいでは、園内の雨水を地下に造ったタンクに貯めて、
散水用に使っています。その大きなタンクが一夜で満タンになりました。
よっぽどしっかり降ったんですね。
雨不足に困ってらっしゃる方々にはうれしい梅雨入りですが、
病気に弱い植物を栽培されているかた、特にバラにとっては
黒点病という大敵が忍び寄ってきてくる季節です。

本日の講習は梅雨の栽培管理の注意点を重点的にお話ししました。
シュートについて、水やり、肥料、そして病害虫管理です。
皆さん、熱心に聴いていただいてありがとうございました。
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そして、久しぶりに、植物の植え替えを一つ
「君子蘭」の株分けです。
若い方はなかなかなじみがないかもしれませんが、ヒガンバナ科の非耐寒性植物です。
半日陰を好み、湿度があるところであればどこでも育ちます。
しかし京都では外では育ちにくくて玄関や室内灯で冬越しをします。
毎年5月中旬に花が咲きます。
オレンジや黄色、絞り咲きなど花色も色々あります。

昔まつおえんげいでも、鉢花を温室で作っていた時に
親父が種をまき、温室の棚の下に置きっぱなしにしていました。
何年かすると知らないうちに(もちろん植え替えや手入れはしていますが、)蕾が出てきて
それを市場に出荷していました。
それくらい普段は手間がかからず、棚の植物にやった水ののこりでも育ち、
日が当たらないところでもよく育ってくれたんです。

大体3年に一度くらいでお客様は植え替えに持ってこられます。
株分けの様子をお見せします。

今回、植え替えするのはこの株、
大きな株が3つになり、すべての株から花が咲いたのがわかります。
3株に増えた鉢を二鉢持ってこられたので
2株ずつ、3鉢にします。
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まずは鉢から抜きます。
植え替えや株分けをするときは
土を十分乾かせてから作業をします。
この株はまつおえんげいで3年前に株分けをした根の様子です。
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そして、こちらの株。
これはお客様がご自分で植え替えをされた株です。
おそらく花の土で植え替えされたんでしょう。
上の株との根の張り具合の違いを良く見てください。
明らかに君子蘭専用の土で植えたほうが根が多いのがわかります。

植物に適した用土選びがいかに大切かが、あらわれています。
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根を丁寧にほぐし、茶色くつぶれたような根は取り除き
株同志がつながっているところを見つけて良く切れるナイフで切り取ります。
花が咲いた後の種がついている部分も取り去ります。
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こちらがまつおえんげいの手混ぜの君子蘭専用培養土です。
本日出来立てです。
この土は非常に水はけが良いので今回は鉢底石は敷きません。
土が根の間にまんべんなくいきわたるように竹の串で優しくつきながら植えていきます。
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植え終わった後、
たいせつなこと。
深い桶に水(バイオゴールド・バイタル100倍液)を一杯はってその中に鉢が沈むくらいにつけて10分くらい置きます。
乾かせて植え替えたのでここで十分水を吸わせます。
そして、水の中で鉢を回すようにゆすります。
これをすることで根の間に土が収まります。

これで完成です。
1週間養生してからお客様にお返しします。
なんか生き生きしているように見えませんか?(達成感あり!自己満足)
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本日のバラ。
フランス「オラール社」のバラ
ルグドゥナム
四季咲きで横張りブッシュ樹形
コンパクトな樹形で花も8㎝位です。
香りが素晴らしく今日はずっと雨が降っていますが本当によく香ります。
これはやや遅咲きのようです。

あまりにきれいなので。
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  1. 2012/06/09(土) 17:21:37|
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