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まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

観葉植物のトラブル

年間1500種類以上の入荷がある観葉植物。
一口に観葉植物と言っても
ミニサボテンから2メートル以上あるような大型のヤシまで
室内で観賞できる植物を総称して呼んでいます。
これらは関東から沖縄まで各地から入荷しています。
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ここでひとつ問題があります。
いろんな地域のいろんな生産者さんから入荷するわけですから
栽培条件が色々です。
代表的な違いが、植えてある土です。
田や畑の土、ピートモス、砂、など色々です。
もちろん、素晴らしくよい土で育ててある植物がほとんどですが。
中には下の画像のような、こんな土もあります。
生産者さんは素晴らしい技術を持ってどんな土でも育てることができます。


でも、みなさんのご家庭での環境は栽培温室ではありませんね。
お客様からよくお聞きするのが「水をやっているのにどんどん枯れてくる。」という声です。
お話を聞いたり、持ってこられた植物を見るとほとんどが水のやり過ぎです。
というか、ご家庭の室内ではなかなか乾かないんです。
表面が乾いていても中はしっかり湿っていることがよくあります。
お客様が悪いのではなく、乾きにくい土が原因なんです。
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本日お客様が、まつおえんげいで植え替えて販売した、観葉植物が調子が悪いと持ってこられました。
まつおえんげいでは、観葉植物専用の培養土に、根腐れ防止剤を加えて調合した土で植え替えました。
それなのに、調子が悪いんです。

もちろん、すぐに全部土を替えさせて頂きました。
本当に申し訳なかったです。

でも、スタッフは納得がいかず、悩んでいした。
今までこんな事例はありませんでした。

土は見た目ではなかなか違いはわかりません。
そこで水を入れて、土の組成を見ます。

左は植えてあった土
右はまつおえんげいのプロスタイル。
プロスタイルは何度水をやっても、10秒以内に水は排水されます。
左の土は水やり2回目でこのように1分以上水はひきません。
PA130041.jpg

水が引いたあとの様子です。
上の方にピートモスの細かい物がびっしり浮いてきました。
PA130044.jpg

プロスタイルは
いくら水をやっても12種類の用土がしっかり混ざり合って
全ての土がつかまりあっているのがわかると思います。
PA130043.jpg
このテストで、すべての原因が解決しました。
スタッフが植え替えた時には
鉢から抜いた時、細い根がやや張っているだけだったので
まわりの土をあまり落とさずに少しほぐす程度で
まわりにプロスタイルを入れて植え替えたんです。
(もちろん鉢底石は入れてあります。)

そのあとの何度かの水やりの時に根の周りのピートモスがほぐれて
プロスタイルの土の間に入り込み、空気や水の通り道をふさいだんです。
それで水はけが悪くなり乾かなくなって調子が悪くなるという結果に。

株を傷めないという配慮が
結果的に悪い結果になった事例でした。

スタッフ一同こんなこともあるということを共有して、
今後こういうことのないように考えていきたいと思います。

たかが土、されど土。園芸は奥が深い。

反省です。


さて、気を取り直して。

ティーローズの
アルシディック ジョセフ

「Old Roses]の34ページにも紹介されています。
名花です。
枝はしっかりしていてやや直立気味に育ち、
棘も少なくて、良く育ちます。
四季咲きで香り良いオールドローズ。
春から秋まで咲き続けています。

写真は開いた様子。

1年間育てて、しっかり根の張った充実株が¥3150で販売しています。
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  1. 2012/10/13(土) 18:09:23|
  2. ワンポイント