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まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

春を夢見て「クレマチス」

春から秋にかけて、大輪の花を豪華に咲かせるクレマチス。
大きく育てて 植木鉢やフェンスを彩ったり、バラとの組み合わせも素敵です。
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そんな四季咲き性のクレマチスは今が冬作業の適期です。
今から春を夢見て組み合わせを考えて剪定・誘引作業をしましょう。

クレマチスの剪定には、まずお持ちのクレマチスがどのタイプか確認します。
タイプは 新枝咲き・旧枝咲き・新旧両枝咲き の3種類。 
でも、お手入れ方法は2タイプですのでむつかしくはありません。

まず、一番お馴染みのクレマチス。 旧枝咲きと新旧両枝咲き の場合
このグループがクレマチスのなかで一番多い品種です。
春に開花株を買われた方はほとんどがこの系統です。

今の株の状態は
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こんなかんじ。 この状態で「枯れたし、ぜんぶ切ってしもた」と言われる方が多いのですが
ツルは生きています。 生きているかどうかは切り取り、切り口を覗いてみるとよくわかります。
ツルの外側は茶色い色をしていますが、中心部分は緑色で養分を送り続けています。
そのおかげで、ツルの葉の付け根にある「花芽」がだんだん膨らんでいきます。
ですから、葉が枯れても全部切り取ることの無いようにしてください。
もし、枯れたのか 生きているのかがわからない場合には、先端に近い部分から切っていき
切り口を覗いて緑色が出てきたらそれ以上は切り取らずに残してください。

まず、葉は枯れてしまっているのですべてツルに近い部分から切り取ります。
短く切り取る方が後で誘引するときに邪魔になりません。
葉を切り取る時に注意してほしいことは、花芽を傷つけないようにすることと
枯れた葉と一緒に、必要なツルまで切ってしまわないようにすることです。
葉を短く切りたくて、葉の付け根にハサミを入れるときに蕾の先っぽを切り取ることがあります。 
一つの花芽から約6~7輪の花が咲きますので、かなりの花数が減ってしまいますので
注意しながら葉を切り取りましょう。 
また、奥の枯れた葉を切り取ろうとハサミを突っ込んだときに、その手前の大事なツルも一緒に
切ってしまう場合があります。 そんなことのないように、ハサミを奥まで突っ込む場合には
ハサミの先を閉じて奥まで入れ、切りたいものの近くまで入ったらハサミを開く。
このようにすると、大事なツルを切ってしまうことはありません。
この注意点は すべて私が失敗したことの反省から習得したことで
みんな いろんな失敗をしているのでご安心?を 
でも、剪定を失敗しても枯れませんよ。

さて、切り取ったらこんなかんじ。 ツルをほどいて誘引します。
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上の節(葉の付け根)はぷっくり膨らんでいませんので「葉芽」
下の節はぷっくり膨らんでいるので「花芽」です。
枯れた葉を切り取ったら次は花芽を確認して、花芽の付いていない先の部分は切り取ります。
花目のあるツルだけを残し、花芽のないツルは切り取り、残ったツルを誘引します。
誘引するときの注意点は、「アンドンの外側を同一方向で巻き上げる」です。
そのほうが、後々管理するときにとても作業がやりやすくなります。
また、巻き上げるときにツルが絡まないように同じ間隔をあけて斜め上に巻き上げる。
とも言いますが、小さいアンドンのなかで出来ない場合には重なっても仕方がないでしょう。
大きなオベリスク、フェンスなどには等間隔で巻き上げるとツルのない時期に見ても綺麗です。
でも、新芽が伸びだしてくれば古ヅルは見えなくなりますので、あまり神経質になることはありません。
それより、新芽がどれくらい伸びて咲くかを考えて誘引し止め付け、つぼみの位置を決めていくほうが
重要です。 旧枝咲き品種では新芽が1~5節位伸びて花を付けますが、新旧両枝咲きの場合には
5~9節くらい長く伸びて花を付けます。
新芽がどれくらい伸びるかも考えて、誘引をしていきましょう。

でも、クレマチスはツルが柔らかいので、融通も聞きますので伸びすぎたら低く、短ければ上向きに誘引すれば
花の位置も調整できます。
色々と書きましたのでむつかしく感じられたかもしれませんが、
1:枯れた葉を切り取る
2:花芽を確認し、花芽のないツルを切り取る
3:誘引する。 
重要なことは、その3点です。

「新枝咲き」の場合には とっても簡単!
新枝咲きの品種は冬にはツルまで枯れてしまいますので、
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こんな感じのものも、ツルを地上部一節残してすべてカットして取り除きます。
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あ~ さっぱりした~
このまま3月になれば地際から新芽が伸びだし、ある程度伸びた時点で先端に花をつけます。
残した一節は春まではそのまま置いておきますが、地際からの新芽が確認できればすべて
切り取る方が花付きは良くなります。 そのまま残しておくとその節からも新芽が伸びだし
芽のかず(ツルのかず)が多くなりすぎ、花付きが悪くなります。
新枝咲き品種の古ヅルは出来るだけ残さず切り取ってやりましょう。

新枝咲きの品種は、冬にツルの剪定・誘引がいりませんので、バラのお手入れが大変!
という方にもお勧めです。
また、バラと組み合わせても冬のバラの剪定の時期には、クレマチスのツルがないため
管理もしやすいのでよく利用します。

どちらのタイプでも、2月になれば新芽が動き出しますので1月中の作業をオススメいたします。
春を夢見ながら つぼみの数を数え 花が咲く姿を想像する 至福の時間です。
ぜひ、みなさんも冬にしか味わえない素敵な時間をお過ごしください。

それでは、また何かわからないことや疑問点がございましたらお気軽にスタッフまでお問い合わせ
ください。
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  1. 2013/01/04(金) 10:01:37|
  2. クレマチス