FC2ブログ

まつおえんげいスタッフブログ

まつおえんげいのスタッフが日々思ったことや、それぞれのお勧めなどを書き綴ります。

雨、雨、雨、雨、雨。歓喜。

今日は久しぶりにまとまった雨。

まさに恵みの雨。

今日の農業新聞に関西の6月1日から12日までの降水量と日照時間のまとめが。

北陸・関西は和歌山県の0.5mmを除いてすべて

0%。

ちなみに京都の平年の降水量は54.1mmですからいかに雨が少なかったかがわかります。

今日はさきほど気象庁の降水量を見ると13mm位降ったようです。

日照時間は平年よりやや少ないのがなんだか不思議な感じでしたが。

 

こんな年、注意が必要なのが果樹類の「生理落果」です。

ちゃんと手入れをしているのに、実がぽとぽと落ちたり、せっかくついた蕾がぱらぱら落ちる現象です。

水不足からくる生理的な現象なので、肥料が足りないとか、株が悪いとかいうことではありません。

地植えでも、灌水をしなければならない時もあります。

雨が全然降らないときは、地面を少し掘ってみて(10センチ以上)土の湿り具合を見ましょう。ここまで掘ってカラカラだったら

水やりも必要になります。

今日は、土を掘ってみてもしっかりしみこんでいることが確認できました。

DCS_3031

 

皆さんは、小さいとき雨が降ったら無性に外へ出てみたくなった経験はありませんか?

大人というジャンルをはるかに超えてはいるんですが、あまりに久しぶりの雨だったためか、無性に雨の中で仕事がしたくなって

カッパを着込んで園内の樹木の剪定をしました。

まずはこのスモークツリー。

毎年開花後、6月15~25日の間に剪定をしています。

枝を切り落とすことで新しい枝がたくさん出ます。

それをさらに間引いてこのように咲かせるんです。

DCS_3029

 

剪定が終わったスモークツリー。

「えー!」って感じですが、この後びっくりするくらい枝が出ます。

DCS_3040


続いて、月桂樹です。

ちょっとわかりにくいんですが、画像の上の方にスタンダード仕立てにしてあるのが見えるでしょうか?

これは今年の1月の様子です。

少し高くなりすぎたので、この後に地面から高さ1.8M位のところでバッサリ切りました。

file287

 

するとこのように、切り口からたくさん枝が出ました。

DCS_3033

 

その枝を幹の太さに応じて2~4本くらい残して、切り取ります。

こんな感じです。

ここからしばらくしたら、さらに切り戻して、枝数を増やして

好みの枝姿に仕立てます。

DCS_3037

雨が降ったからうれしさのあまりに切ったんではありません。

ここの所雨が全く降っていませんでしたので、

スモークツリーのような落葉樹は幹に水分が少なくなっています。

そのタイミングで強く切ると切り口から枯れこんでくる時があるんです。

だから土に水分が十分ある時をねらって切り戻すと、木自体、が水分を吸い上げているときなので

切り口から枯れてくるリスクが少ないので、今日切りました。

 


これはデルバールの

サンテクジュペリ。

花はしっかり咲いているんですが、下の方の葉が黄色くなっているのが見えるでしょうか?

遅咲きのバラなど、気温の高いときに花がたくさんついた株などの時々起こる現象です。

この品種はとても遅咲きで昨日まで咲いていた株もたくさんありました。

この株は皆さんに見ていただこうと、全く花がら摘みもしないで今までいた株です。

気温が安定しているときの開花株は水分が満ち足りているので新芽、成熟した葉、つぼみ、花などすべてに供給するだけの水分があります。

 

でも、最近のように急激に高温が続いて雨が全く降らないときに開花した株は時々こんな症状になることがあります。

 

最近お客様がよく持ってこられる葉が、お話を聞くとこのような症状であることがよくあります。

昨年の2年生大苗などで、根がまだ十分張っていないのに、

3月~4月の順調な気候で、枝もよく出て、葉も茂り、花も例年になくよくついた株。

こんな株は、根から吸い上げる水分量にその株なりの限界があります。

その限られた水分を取り合う時、優先順位が生じます。

 

一番大切な、花の部分(種子を付け、子孫を残すための一番大切なところ)。

次に、枝の頂点(いわゆる頂芽)に近いところの葉。

ということは必然的に、下の方の日をあまり受けることのできない、いわゆる下葉が後回しになってしまいます。

そのためこういうふうになってしまうんです。

「毎日しっかりやっている。」という意識でいても実はバラにとっては少ないときがあったのでは?

買って2年未満の株はまだまだ中高生です。身なりはエラそうですがなかなか自分ですべてをまかなうことができません。

気配りで、注意深く様子を見ながら、機嫌をうかがいながら、見てあげましょう。

人と同じです。

DCS_3024


お詫び

先日、6月10日のブログ「お願いします」の中で

ニューイマジンを紹介しました。

その時に

フランス・デルバールと紹介してしまいました。

すみません。

フランス・ドリュの間違いでした。

情けない、現地まで行ってみてきたのに。

土のことでお伝えしたいことがありすぎてつい興奮してしまい。

フランス・ドリュの最新のバラ

ニュー・イマジンです。

お恥ずかしい次第。

スポンサーサイト



  1. 2013/06/15(土) 18:42:17|
  2. バラ